笑うバロック展(430) 新「三大レクイエム」とさせて

3大レクイエム「モーツァルト、ヴェルディ、フォーレ」とのこと。

バロックには「レクイエム」の詩句に付曲されたものは少ない。といっても検索すると、しっかり「レクイエム・サーベイ」というサイトがありました。サイト内で「バロック」で検索すると486曲が1650年から1749年までに作曲されたらしい。ルネサンス(1450-1649)440曲。古典派(1750-1799)746曲。ロマン派(1800-1899)1508曲。

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このサイトで、ウィキの「レクイエム」項に載っていないかった作曲家で、それなりの音楽を書いていそうな人をピックアップしてみました。

ローゼンミュラー、デュランテ、マルティーニ、ファッシュ、フェオ、フィオッコ、ハイニヘェン、プロベンツァーレ、カレザーナ、ペルゴレージ、ムリニエ。すべて聴いたわけでもなく無責任な選択ですが、2016年の盤デュランテは当たりかな。

「ナポリのレクイエム」

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ハインリッヒ・シュッツ(ムジカーリッシェ・エクセクヴィエン)
ジョアン・セレロールス
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(3曲)
ハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー(2曲)
ヨハン・ヨーゼフ・フックス
アンドレ・カンプラ
アントニオ・ロッティ
ジャン・ジル
ヤン・ディスマス・ゼレンカ
ヨハン・アドルフ・ハッセ
(以下3つは英語による"funeral service"
トマス・モーリー
オーランド・ギボンズ
ヘンリー・パーセル (メアリ女王の葬送の音楽)

今回はラテン語への付曲にします。

ジルは実用の回数が多く、ヘレウェッヘが2回録音しています。

「プロバンスのレクイエム」

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ゼレンカは3曲あります。ハ短調が有名だったと。同じハ短調のミゼレーレが組み合わせ。

「ドレスデンのレクイエム」

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後日、セレロールス再聴取してみました。なかなか味わい深い曲でした。



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