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動画鑑賞 ゆっくり解説の光と闇

高級食パンの話題。

変わった店名をつけるチェーンに関しては、2021年前半の段階では、大手との差異、こだわりの個人店との差異をあげて、比較的肯定的でした。2020年にはいってからは、閉店増を受けて製造の内容や乱立による経営危機について解説。

所詮は解説なのですが、「いいね」「だめ」を手のひら返すように解説されては、出店したひとたちからすると何とも。

解説中の老人ホームや介護施設の多角経営化の手段の一つという事例は、わたしの世代にはスワンベーカリーを思い起こさせます。

個人住宅のローンの次は、小規模自営の開業----2000年ころみたい。

高級食パン、まあつまり「スペシャルティ・ホワイトパンブレッド」ということですな。

ということは、もうひとつ別の「スペシャルティ」も同じような経緯で、同じような運命をたどる----可能性も。「長髪で帽子被った」プロデューサー----なんだかこれも、「タトゥをいれた」スタッフがみたいな。
銀行ATM跡に高級食パン販売コーナーが増えていることもニュースになりました。残念なコーヒースタンドコンサルも似ているように感じます。

ひところ流行ったけれどもう聞かないね、という事例。
良くも悪くも大変素晴らしい解説です。
見習いたいもの。
しかし、どれもこれも結果的に大手の道具に吸収されて。
小規模な個人経営店は、流行りの商品を探す実験場として使われ、開発費用だとか撒き餌代だけ使わせられて利益は大手にもっていかれる、昔どこかで見た構造です。
薄利多売のパン屋を単品高級化してパッケージ販売する、結果的にパン屋開業へ憧れを持つ人たちを食い物にするかたち。でも、だからといって国産小麦、天然酵母にこだわって、が最善最良かといわれれば、僻地で体力勝負をどこまで耐えられるか。でも、「誰かが利益を得る」仕組みは経済的、経営的には善となります。

やはり、経営技術ともにプロになることが求められます。


参考に。一本堂という「食パン」専門のフランチャイズの雑誌紹介。
雑誌もあります。良好な業者もいるでしょうが、そうでないところも。起業しようとするあなた、毎月いくら必要ですか?毎月いくら収入があれば生活できますか?とは聞きませんね。


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