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笑うバロック展(570) 大きな口のアイドル・レア

アマゾネスの女王らしい。ほぼ巫女さんの趣。モデルさんみたいできれい。

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ほぼプレミア。ディ・ボッティスって誰?エラートがこうした初物尽くしのようなCDを鳴り物入りで売り出すのは悪いことではありません。ずっと昔コジェナーのバッハアルバムが唐突にアルヒーフからでたけれど、はるかにゴージャスで楽しみです。

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豪華ゲスト。2人パーカッション。 カルロ・パッラヴィチーノ(c.1630-1688)
歌劇『アンティオペ L'Antiope』~「蛮族の怒り Sdegni, furori barbari」、カスタネットはプティ・アンジェ(マエストラ・マリ・アンジェ・プチはフィリドールでティンパニ担当)ともうひとりダラブッカ風の鼓打ち。

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パッラヴィチーノの歌劇『L'Antiope』~第3幕最終場「走って私の腕の中に飛び込んで Vieni, corri, volami in braccio」ではベルがカリヨンのように。

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フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドール(1652-1730)
歌劇『Les Amazones』~二重唱「戦おう、栄光に向かって走ろう Combattons, courrons a la gloire」

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競演するアマゾネス2人。ひとりはヴェロニク・ジャンス。大きい部族ですな。

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もうひとりは御大チェチーリア・バルトリ。レアはシャネル風、バルトリはアルマーニ風?ジュゼッペ・ディ・ボッティス(1678-1753) 歌劇『ミティレネ、アマゾンの女王 Mitilene, regina delle amazzoni』~二重唱「わたしは泣く Io piango / Io peno」

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「子供の頃、ヒロインたちは屋根より高く飛び、緑の林を駆け抜け、星空の下で歌いながら夢を見て、自由と勇気を持って馬で疾走していました。今でもわたしを魅了します。
アマゾネスは、女性たちへの賛歌です。アマゾネスの優しさ、忠誠心、芸術家の魔法、そして強い行動力はわたしを絶えず驚かせてきました。わたしは彼らに導かれてきました。」レア

もちろんトト(リュートのダンフォードくん)もテオ(バイオリンのテオティム・ラングロワスワルテくん)も女王のために活躍しています。


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