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コレクション 「老害の人」はサロン若鮎を開く

NHKのドラマ「老害の人」。
内館ドラマは軽いノリでつい見てしまいます。
わたし自身の老害まき散らしを感じつつ、なかなか自重できません。
管理職に栄転した知り合いには、訊かれたことに必要なことだけ答える人になりなさい、なんて言っておいて、自分は得意なことを滔々と捲し立ててしまいます。ごめんなさい。

小さいけれどオーナー社長宅には、一時期は凝ったと思しきコーヒーの豆や道具の専用棚があります。
マンションで一人住まいする病院勤務の孫娘もコーヒーはペーパードリップの様子。家族内文化の継承と、ドラマの舞台設定時期の巣籠り受容が表わされているようです。
ヒッチコックの「裏窓」オープニングを参考すると、NHKが考えるそれなりの所得層の家庭を表現しているのかしら。ビバンダム風のガラスサーバー、ガラスが目立つフレンチプレスなど、ハリオ製ではないかしら。
若鮎サロンガラスサーバーも持ち手の波打ちを見るとハリオ製かと。

「老害の人」

主人公が始める「カフェ」は、同年輩の仲間が集うサロンの発展形。
主人公は婿に事業継承後、居残り経営企画室長として社長室に出勤します。

「老害の人」


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