【SAS/プログラミング】コメントアウト~あとはみんな頼んだ・・って感じかな。

プログラムを記述していると、相手に伝えることや、保留にしている箇所、今後この処理が変わる可能性がある場合などに、コメントアウトはどうしても必要になってきます。SASではコメントアウトの方法は2種類あります。

<program code>
* 1行コメント ;
/* 複数行コメント可能 */

1行コメントアウトの方は、“*”から”;”までをコメントとする方法で、
1行対応です。ですので、いくら”*”から”;”にしていても
改行してしまっている2行以上には未対応です。
その場合は"/*  */"を使用しましょう。


コメントアウトに関しては、
コメントを残したい!という場合がメインですが、
その他にも、この処理また戻す可能性がある場合、
上書きせずそのままプログラムコードをコメントアウトしたり、
前行っていた会社では、
原則記述して一度運用したプログラムに修正する必要ができた場合、
修正箇所をコメントアウトするという形をとっていました。

「プログラムは人が見て理解できるようにすること!」と
職場の上司や同僚によく言われるものですが、
コメント文はそれを助ける良い方法かと思われます。
会社によって、コメントの付け方は決まっていたりします。
例えば、下記の例のようにコメントアウトを装飾します。

/* -----------------------------------------------------------*/
/* 目的:○○データの作成 */
/* コメント:××変数は、一時的に作成した変数なので変更の可能性あり */
/* -----------------------------------------------------------*/

上記のように書くと、処理内容がわかり今後の注意点として見ることができます。

社会に出ると、プログラム作成は一人の場合が多いですが、作成後に他の方が見たり、プログラムを引き継いだりします。その際に、この処理はなんで?と他の人が見てそうならないようにしたいものです。時には自分が作っていても自分でなんでこの処理をしていたのかがわかんなくなったりしますから(笑)
それがなかなか難しい!どこでもコミュニケーションは大切です。
そして引き継いだ際には、「あとは・・頼んだ・・・」とかっこよく去りたいものです(笑)できるといいですね。

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