見出し画像

ChatGPTに事業拡大のアドバイスを326件もらってYOSHINAで課題を可視化してみた!

はじめまして。株式会社レトリバの新宮領(Twitter / LinkedIn)と申します。

私はテキスト分析AIツール「YOSHINA」の活用用途を更に増やすべく、派生サービスの開発に注力しております。
YOSHINAのサービス紹介ページはこちら

YOSHINAとは?

YOSHINAでできること

  • 大量のテキストをよしなに同じような話題同士でカテゴライズしてくれる

  • ポジネガの細分化もできる(例 大区分:クレーム126件2.2%、中区分:説明がない24件19.0%)

  • 時系列や属性ごとに分析が可能で、何に課題があるのかが見つけやすい

普段多くご活用いただいている業界の例

  • コールセンター業界(大量の問い合わせが寄せられるため、サービスやオペレーション改善に活用)

  • リサーチ・広告代理店業界(大量の調査結果の自由記述分から、反響確認や施策改善に活用)

私がChatGPTを利用して課題に感じたこと

私も仕事の相談や調べものがあるときにChatGPTを活用しますが、相談すればするほど一つ一つは解決するけど、振り返るうえでは、全部読み返さないといけないので時間がかかる状態でした。

課題を解消すべくYOSHINAと融合!

そんなときに、「あれ?これこそYOSHINAで解消ができるのでは?」と思い、早速検証してみることにしました!

ChatGPTに「効率的にテレアポをしていく方法」や、「費用をかけずにリードを獲得していく方法」など新規事業を拡大させるためのありとあらゆる相談をしていたので、そのやり取りをまずはCSVファイルに変換をして、そのままYOSHINAにアップロードしました。

※実際に分析したCSVファイルの一部

ちなみに、ChatGPTは約1週間で合計326件のアドバイスをしてくれました。これを人が目検で全件読んで、全体像を見出すのは結構大変ですよね。

YOSHINAでどのような結果になったのか

YOSHINAは私が相談した326件を9個の話題に分けてくれました。

その内容を確認すると、7個は自分でも認識している内容であり、改めて振り返ることができました。

一方で「文の力」と「商品戦略」の2つの話題についてはハッとさせられました。特に「文の力」の「ブログ」はここ1年間何もやれていなかったからです。

「文の力」カテゴリ内にあるよくあるワード「ブログ」
「文の力」カテゴリ内の文書例

また、単発商材である「YOSHINAリサーチ」のリピート施策を講じられていなかったなという気付きもありました。ChatGPTからは「リピート割引」の施策をお勧めされたのですが、確かにその手があった、と思える施策の発見につながりました。

「商品戦略」カテゴリ内のよくあるワード「リピート・割引」
「商品戦略」カテゴリ内の文書例

自分の実施してきた取り組みと、実績できていなかった取り組みを棚卸するうえで有効な結果でした。

今後の展望

ChatGPTがアドバイスをくれた大量のテキストから、事業拡大のヒントを見つけ出していく観点で、大変相性が良いという印象を持ちました。

改めて今回実施した内容は下記です。

  • ChatGPTにアドバイスをもらった:362件

  • 目検は辛いので、YOSHINAで話題ごとに可視化した

  • 改めて事業拡大のために何をすればいいかを検討できた

ChatGPTがアドバイスをくれた大量のテキストをYOSHINAでサマる、というやり方をしたわけですが、実際ChatGPT単体でも、複数の質問をサマることはしてくれます。しかし、過去相談した内容全てをまとめてサマる、というのは少し工夫が必要です。

今後もChatGPTへ相談する、ということは続いていくと思います。過去分を振り返った際に、時期の変化による経過分析もできそうで、いろいろな活用が見えるのでは、とワクワクしています。

また、ChatGPTからのアドバイスを踏まえて、今回、早速noteに投稿をしてみた次第です。

最後に、今回実施した内容を実際にYOSHINAと合わせたサービスとして提供していける可能性が見えてきました。

プロダクトオーナーの鷺坂とも新サービスの検討を始めています。今後も1ユーザーとしてChatGPTにお世話になっていきますが、ChatGPT×YOSHINAによって、便利なサービスを提供できるように取り組んでいきたいと思います!