随想の執筆に先立って
私は昭和の終わりごろから平成、令和と3つの時代にかけて、地方自治体の警察官として勤務した者である。いわゆる第二の人生を送っている身だけれど、退職する直前から新型コロナウィルスによる肺炎の感染拡大が始まり、溜まりに溜まった有給休暇を利用して外国旅行するのを楽しみにしていたのに行けなくなり、再就職後も感染拡大は止まらず、まもなくリモートワークだとか制度補償を利用した休業などを強いられ、自宅に籠る日々が殆どといった状況に陥ってしまった。家でひとり過ごしていても、やることがなさ過ぎ