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眼窩前頭前野

某出版社のランペ(ランデングページ)に
書いてた脳の秘密を推理してみますた。

全体的に密教の話ですが、密教部分は
置いておいて、気になるのが腹側内側部
眼窩前頭前野
なる前頭前野の部位です。

ネットで検索したらそういう場所は出てきません。

前頭眼窩野、或いは眼窩前頭皮質と出てき
ますので、眼窩野の一部が腹側内側部らしいです。

WIKIでは「脳の前頭前野の腹側表面で、意思決定
に重要な役割を果たす」
と書いております。

サルや鼠にも類似の部位があるそうですが、
サルにも意志のような感覚があるんでしょうか?

網様体賦活系は考える場所ではないから、
情報の遮断や生理的嫌悪などの包括には
無理があると思ってました。

思考や長期的展望については前頭前野です。

ここと脳幹や辺縁系らがネット
ワークで繋がっておるわけです。

神霊界でいうと、神界が網様体賦活系
ならば、指導霊や生霊、怨念霊みたいな、より
物理次元に近いのが前頭眼窩野という感じです?

ちなみに私の感覚では、地獄界が扁桃体です。

以下、脳科学用語の主要部分を抜粋してみますた。
______________

前頭眼窩野は前頭葉の腹側面(下部)に
位置しており、五感(視覚、聴覚、体性
感覚、味覚、嗅覚)情報を一つにまとめている。

扁桃体を中心とする辺縁系とも密接な
結びつきがあり、情動反応と動機づけ
の行動に関わりがある。

そして情動・動機づけに基づく
意思決定に重要な役割を果たしている。

ここをやられると、ある種の学習と行動の消去
が困難になり、その打消しが出来なくなる。

報酬や嫌悪の価値の評価に関わり、
それらの予測、期待を起こす。

前頭眼窩野に損傷を受けた患者は、情動・動機
づけ機能の障害によって、自己管理能力が
浅薄でルーズになる傾向がある。

意味不明の幸福感、イライラ、性的放縦、
パラノイア、感情鈍磨、衝動性などがある。

*ADHDや躁病、統失?に類似した行動も見られる??

学習行動の消去とその打消し(逆転学習=
正常性バイアス)においては、利益や快楽
などを一旦学習した後、その消去が出来ない。

事態が変転して不利益になっても、その
行動や反応をいつまでも続ける傾向にある。

不利益、間違いだと気が付く反応を逆転学習という。

仁義や束縛などで好むと好まざるに関わらず厭々
続けている社会的な行動様式とは別の問題である。

この脳部位を破壊したサルの実験では、
消去か生じない逆転学習が困難であるという
同じ障害が見られる。

サルの前頭眼窩野は報酬や嫌悪刺激に応答する。

そうした刺激の予測、期待に関係して「予期的」
な活動変化
を示するニューロンが見出される。

報酬や嫌悪刺激の価値(好ましさや
嫌悪度)を反映した活動を示すことが
明らかにされている。

サルにとって、Aという報酬は価値が高く、
Bという報酬は価値が低い場合、眼窩野の
ニューロンは、Aの1単位とBの3単位の報酬
に同じ応答を示す。

すなわち、釣り合いの概念を見出し、
共通通貨で表されるような価値を反映
した活動を示す。

しかし眼窩野に損傷があると「報酬価値を
減少させる」
操作に敏感でなくなる。

意図的に「価値を減少させる」操作をすれば、
その減少した価値を反映した活動を示す。

例えば車を選ぶときの価値のレベル(1万円、
2万円の差はたいして問題にならない)と、洗剤
を選ぶときの価値のレベル(10円、20円の差が
問題になる)は大きく異なる。

眼窩野のニューロンは、価値
レベルに応じて反応様式を変える。

例えば絶対的な価値レベルが高い対象に
対しては、ニューロン群がその相対的な
価値を反映した文脈活動やイメージを示す。

相対的に、それより低価値のものに対する反応
は、他者の基準で価値があってもそれより低い。

一方、絶対的な価値レベルが低い対象群の
中でも、相対的に高価値なものには大きな
反応を示す。

*例えば、クラッシクしか聴かない人物は
流行のJPOPに全く興味を示さないが、
YMOだけは別格として認めているとか
そんな感じか?

つまり、眼窩野ニューロンは、独自の価値
レベルの文脈に基づき、その対象の文脈内
での相対的な価値を反映した活動を示す。

なお価値という場合、その対象に関する興味
だけでなく、それが得られる確率、得られる
までの時間、得るために要する労力、さらには
仮想的な報酬(得れるかもしれないという希望的観測)
のような情報も眼窩野ニューロンが反映している。

*つまり長期的展望を得るニューロン群。

私たちは日々、色々な意思決定場面に
遭遇するが、「これしかない」という
ような解答を得られない場合が多い。

そうした状況では論理的な道筋に沿うよりも、
かなりの部分を背後の知識、文脈、期待、その時の
感情などに依存した直感による意思決定を行う傾向にある。

こうしたヒューリスティックな意思決定
には、前頭眼窩野を中心として、前頭連合野
内側部の下方の一部を含む前頭前野腹側(底面)
の前の方(腹内側部ventorolateralと呼ばれる)
が重要な役割を果たしている。

事柄の重要性の評価や、重要性に優先順位つける場合、
社会的な常識から大きくかけ離れた判断をする、リスク
事態において、長期的に利益につながる方を選ぶ、
などは一般的にしがちである。

*「社会常識からかけ離れた判断」というのは
マニュアルはあくまで社交辞令で、実際に
決定するのは個々の経験則という意味?

眼窩野をやられると、短期的には大きな
利益を生むかも知れないが,長期的には
損失につながるような選択をする傾向がある。

*例えば、ブランド品を買い漁り一時は嘱目
されるが、後に来る、分りきったカード破産など?

最近の研究によると、前頭前野腹内側部損傷
患者は、確実な情報がないような条件での意思
決定場面だけでなく、単純な「好きー嫌い」
判断にも一貫性のないことが示されている。

好き嫌い検査の結果、好みの反応の一貫性に乏しく
聞くたびに好みが変化するような傾向が見られる。

情動がからむ意思決定、選択肢間の価値の比較が
求められる意思決定に関係して、前頭連合野腹内
側部が活性化するとした研究は多い。

例えば、コーラの銘柄(コカコーラゼロなど)を
隠して飲ませて、銘柄の好みを判断させるとこの
部位が活性化する。

*浜田の芸能人格付けチェックみたいな?

後から銘柄を知らせると、好みの判断に対して、
海馬(記憶)や前頭連合野外側部などが活性化する。

*過去の記憶と照らし合わせるということ。

道徳に基づいた社会的行動の適切性の判断でも
前頭連合野腹内側部が活性化する。

特に、トラウマなどのネガティブな情動を
引き起こすような判断は、ポジティブな情動を
引き起こす判断より活性化が大きいことも示
されている。

*過去の記憶において、恐怖や苦痛などの
マイナスの感情や記憶、判断が、楽しい記憶、
楽観的な記憶、判断を凌駕するということ。

前頭眼窩野の損傷患者ではうつ病になる
リスクが高いことが知られている。

よって、うつ病ではこの脳部位がもつ情動・動機
づけ制御機能が適切に働かないことと関係している
と考えられ、その状態の時は血流が増加する。

前頭眼窩野の活動の増加は、うつ病患者が後ろ
向き、かつ同じ結論だけ考えることに関係して
いるとも考えられる。

 情動・動機づけ制御機能に障害が考え
られるものに「社会病質」(psychopathy)もある。

この性質は、他人の痛みを感じることがなく、
他者に暴力的な反応をしても罪の意識を感じず、
同じ犯罪を繰り返し行う行動傾向を指す。

*社会性人格障害・・的なバイアス(気質)?

社会病質者では、前頭眼窩野の活動性が(うつ病)
と違って低いが、この脳部位の直接の損傷で社会病
質者になるという報告はない。

社会病質者の多くには扁桃核に障害があり、
その結果として前頭眼窩野の働きに障害が
出ると考えられている。

常人に脳内物資(アミノ酸)のトリプトファンを
除去した食事をしてもらうと、前頭眼窩野の損傷患者
で見られるように、攻撃的傾向が増したり、逆転学習
の障害が見られたりする。

サルにおいてセロトニンを神経伝達物質とする
ニューロンは、長期の報酬予測の制御に関係して
いることも知られている。

人で実験的にトリプトファンを欠乏させると短期的
思考が多くなり、過剰にすると長期予測の割合が増
すという報告もある。

うつ病患者では、特に前頭眼窩野の脳内セロトニン
低下により長期予測機能が低下しており、結果として
目先のことしか考えられないという短期的思考になり、
将来に希望が持てなくなるという仮説も提示されている。

______________

以前、好き嫌いや生理的嫌悪に関する記事を
書きましたが、網様体賦活系と違って、意識に
上がるニューロン群が眼窩野という場所のようです。

眼窩野かは不明だが、視交差上核なる左右の
視神経がクロスする場所も、年単位の長期的
予定行動をお導きする場所らしいです。

RAS(網様体賦活系)による情報の遮断や活性化
は、意識に上がらないから全く気が付かないと思います。

眼窩野の反応は、自分を分析して気が付く人は
気が付きますが、分析しても気が付かない人も
沢山いると思います。

他の誰かに指摘されて気が付く
という感じでしょうか?

正常性バイアス(逆転学習)による、
その自己矯正もこの辺で起きてるわけですね??

そうなっても、治らない人も多いということです?

眼窩野は長期的予測に関する場所で、
統合失調症にも関係しているようです?

統合失調症だけとは限りませんが、
精神病は無意識の病気です。

意識で気が付いてても無意識が勝手に
ブーストしちゃうんで静止できません。

苦痛系による自己破壊活動
そんな感じだと思います。

心霊や神霊で言えば、祟り霊や怨念霊の
計画的破壊的活動みたいな感じでしょうか?

医学的では全く無いのだが、私の観念
からすると無意識は多重構造になっており、
意識は多重の一角にしかすぎないということです。

要するに、人間の内的感覚や知覚は、最初から
分裂しているように構造されておるんです。

ある概念が無意識のニューロン群ならば、
それとは違う概念のニューロン群も同時に
存在しています。

この二つのニューロン群は交わる
ことにより衝突します。

フロイトやユングの心理学からも
逸脱はしてないと思います。

または集合的無意識です、集合的無意識
とは全体主義のことです。

例えば「ルール違反は死ね」という無意識の
ニューロン群があれば、意識上に出てくるのは
「自由に生きたい」という概念のニューロン群です。

この二つの概念は相反しており、相互作用は
しているが基本的に交わることはありません。

交わる時が叡智で、クリエィテブ
アボイダンスによるものだと思います。

個人や集団が追い詰められた時に、それを
回避する策として第三の選択が出てくるわけです。

自分本位か集団優先かの違いはあると
思いますが、基本的には回避行動です。

その選択が叡智だと思います。

例えは一例です、個々のブリーフや
記憶によって千差万別だと思います。

概念の逆転はしますが、概念若しくは
環境によっては非常に難しいと思います。

無意識側がコンフォートゾーン状態だから、
色々な方策を考えても無意識の要求の方が
強ければ、結局元に戻っちゃうのかもしれません。

意識に感じる方はコロコロ変わるケースもあり
ますが、無意識の方は執りつかれた様に変化しません。

この辺が私のオリジナルな考え方なんですが、
この二つのニューロン群は、それぞれ独自の
時空間を持っています。

つまり、全く違う概念が両方物理
運動的に進行しているのです。

無意識的な方は空間が歪みます。

この辺は量子重力論を盾にして新たに
穿り回してみたいと思います。

それと、これも私の考えで医学ではないのだが、
人間の思考や行動は宗教や呪術を元にしています。

戦前か明治維新以前の、呪術や宗教的な
遺伝要素はどこに消えたんでしょうか?

少なくとも2000年以上、我々日本人の日常や
常識であった、その遺伝子が突如変異や消滅する
ものなんでしょうか?

私は、社会活動に応用されているだけで、
呪術と宗教の遺伝要素はDNAから消えて
ないと思います。

例えば、呪術は音楽活動、修験はプロスポーツ、
憑依は演技などの遺伝的素養としてしっかり
残ってると思います。

憑依、つまり御神託は遺伝的要素
として精神病に出てくる場合もあります。

精神病は遺伝的要素が大きいわけですから、
先祖代々の呪術的傾向が遺伝病として出て
くるんです?

多重性障害、統合失調症、自動症など、
遺伝の呪術的要素はパターンはあるが、
様々だと思います。

遺伝要素は、社会環境によって形は
変わるが、消滅はしないと思います。

呪術と宗教は、どの人も遺伝で残っておるんです。

文脈は消えても、その遺伝子が消えるのは考えにくい。

しかし医学では封印されています笑。

最後に、眼窩野と宗教の関係を書いてた
ランペから幾つか抜粋してまとめてみました。

_____________

エネルギーが小さく固めるように溜めて、
それを一気に解放するから大きなエネルギー
を放出できるのと同じように、密教空間内
でもその秘密を凝縮させることが大切です。

密教や気功などだけでなく、知識の世界でも
この凝縮性は重要なポイントになります。

●IQが上がる●記憶力が上がる(密教層が
異次元の記憶力を持っていたことは有名ですね)

●言語を超えた影響力を発揮できるようになる

という状況になります。

これらの力を実際に活用している
事例を2つほどご紹介します。

Apple信者という言葉が生まれるほど、Appleは
世界中で強烈なファンをたくさん作っています。

Apple信者たちの間には、Apple空間と
呼べる特別な空間が存在しているかのようです。

iPodを手に入れて大喜びをしている人を大学の
医学部に連れて行って、fMRIで前頭前野を見た
という研究があります。

すると、腹側内側部眼窩前頭前野が
発火していることがわかりました。

なんと、これは、宗教だけでなく、カルト
宗教を狂信的に信じている人たちの脳の発火
パターンと全く同じだったのです。

ここにAppleブランディング戦略と
密教パワーの関係性が隠れています。

古くから時の権力者たちは、人智を超えた
パワーに憧れを抱いてきました。

ヒトラーをはじめとするナチスの指導者たちは、
チベット密教の超人的なパワーに大きな関心を持ち、
ナチス軍が使うことのできる密教パワーがないか
研究していたことがわかります。

教材本編では、小泉元首相が自民党旧勢力の
抵抗を退けるために使っていた密教パワーに
ついても解説しています。

バイキャメラル・マインド的レベルでの
認識が強烈に可能な人たちの秘密とは?

土偶の目とバイオパワーの関係性とは?

多くの人は因果関係を歪曲して捉えてしまっています。

双方向性という感覚で見えてくる無限の世界があります。

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