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イラスト:ルドルフ・シュタイナーとアストラル体覚醒仮説その1

覚醒仮説は単に私の観念だから、
シュタイナーとは何の関係ありません。

クロウリーと並び称される近現代怪奇人物
の大物、シュタイナーやブラバッキーの経歴
はざっとあげるとこのような感じです。

大雑把にしか書いてないから、詳しく
調べる時はWIKI等をご覧下さい。

AD1875年、ウクライナの富裕層、
H・ブラバッキー夫人と夫のウィルコット
大佐
が、神智学協会なる秘密結社(新宗教)
を地元で立ち上げました。

ウクライナの富裕層、H・ブラバッキー夫人は
1851年にエジプトの魔術師パウロス・メモタン氏
に師事を受け、その後方々で修行をして、自身の
占いや霊能力を開発しました。

ブラバッキー夫人

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夫人は修行の最中、1858年に念動力(サイコ
キネシス)を地元で公開し、喧騒を生みました。

その後、夫人は行方不明になりました。

暫く後、1873年に米国でウィルコット大佐
と知り合い、意気投合した二人は宇宙意識や
霊的世界を探求する秘密結社「神智学」
立ち上げました。

*ドーンのウィスコットと同一なのかは不明??

神智学で修行を積んだブラバッキー夫人は、
やがてチベットに住む大師(マスター)との
霊的コンタクトが可能になりました。

夫人はその霊的コンタクトを会の
会員達(信者)に伝え、霊的世界の
探求を学問として伝授しました。

夫人はその膨大な神託を著作にまとめました。

夫人の神託によると、ムー大陸などの超古代
時代の霊的文明は、チベットの「シャンバラ」なる
仏教徒の地下都市に密かに保存されていました。

シャンバラの入り口は、ラサ市に
存在するボクラ宮殿の真下にあるそうです。

米国の神秘主義者M.ドリール氏によると、
シャンバラの地下都市には、144人の賢者で
構成される白色同胞団なる結社が存在して
いるとのこと。

夫人が白色同胞団にコンタクトをした折、
彼らは霊的真理の伝導者(救世主)の教育を
快く引き受けました。

夫人は著作の一つ「ヴェールを脱いだイシス」
にて、白色同胞団の指導者こと「クートフーミ師」
や「モリヤ師」
とのコンタクトや対話を記録しました。

ある時夫人は、ゴビ砂漠のエーテル界から
入れてもらい、チベットの大師が住んでる
シャンバラ王国に実際に霊的に伺いました。

その折、何かの重要な秘密を
大師らに伺い聞いたそうです。

しかしAD1887年、お決まりですが大師との
コンタクトは捏造であるという嫌疑をかけら
れて、夫妻は拠点を離れてロンドンに逃亡
(異動)しました。

ロンドンではシャンバラの魔術(密教)を
伝道する秘密の部署を新たに立ち上げました。

夫人死亡後は、ウィルコット氏がフリー
メーソンとも同盟を結んだ新団体を新たに
立ち上げました。

しかしこれもまたお決まりの有力幹部や
支部長達が勝手に分派したりで、一時期
より勢力が衰退しました。

その分派した中からルドルフ・シュタイナー
なるカリスマ教祖が誕生しました。

衰退した神智学協会は現在でも小規模で
断続されていて、インドに本部があり、
極東にもその支部があるそうです。

AD1912年、勢力が落ちた神智学の幹部だった
クロアチア(オーストリア)のシュタイナー
は、スイスで人智学協会を分派して立ち上げました。

ルドルフ・シュタイナー

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シュタイナー氏は、当時オーストリアの
ウィーン工科大で、物理学やゲーテ論文で
天才と謳われておりました。

その後ロシュトレッタ大学では
哲学博士号を取得しました。

しかしどういうわけか
霊の研究に没頭し始めました。

氏と似たような経緯を辿った学者では、
アインシュタインレベルの天才といわれた
スゥエーデン・ボルグ氏などがおります。

頭の良い人物には社会のシステムや裏側が
見えすぎる、といった共通点や特徴がございます。

最高抽象度で思考を高めた結果、
魂や宇宙に行き着く
、これは現代
でも変わりません。

ベンジャミン・フルフォードなども
その類だと思います。

シュタイナー氏自身には霊能力があって、
8歳頃からは霊がガンガン見えていました。

その経緯でブラバッキー夫人の
新宗教に入りしました。

氏は神智学で講演活動をした後、ドイツ
支部長に就任して、やがて分派しました。

人智学協会のコンセプトは、人間に内在する
可能性や超越的感覚の獲得や、この世の科学、
学問、芸術、宇宙の統合を目標にしました。

新宗教ではハイパーとも呼ばれていますが、
商売だけが目的ではありません。

最高抽象度の終点は魂や神、宇宙です。

シュタイナーの学問は、「全人類が神の粋に
到達できる能力は知性や論理による霊性に
よって開花される」
という教義で、主眼は
バイエルン啓明結社とも共通していました。

その手段として、教育、芸術(絵画や彫刻)、
医療、社会福祉(社会運動)など色々な方面
に手を出して獲得の実践をしました。

特に氏の造形や絵画はプロ級の腕前でした。

または、音楽や舞台方面でも才覚を発揮しました。

その一環で、オイリトミー芸術なる技術を
創始して多彩な活動をしました。

オイリトミー芸術では、意識野と運動野の
もどかしいギャップを解決しました。

言語(発声)や音楽を利用したトランス作用で、
自律神経(視床下部)の活性化を促しました。

科学者でもあるシュタイナーは、有機農法の
実践や、シュタイナー教育なる人間性を主体と
した教育機関を設立しました。

これは現代でも四苦八苦しているテーマです、
氏の先見性を窺い知ることが出来ます。

魂と身体の関係を重視したシュタイナー教育は
世界にセンセーションを巻き起こしました。

氏には超能力があり、アカシックレコードなる
宇宙の叡智が全て記憶されている遺伝子に
アクセス出来る能力があった・・という話です。

アカシックレコードの正式名を
「アカシャ年代記」といいます。

アカシャはチベット語で空間という意味です。

最初に考えたのはブラバッキー夫人で、
アカシックレコードは神智学の秘密教義
の一つです。

アカシックレコードは、戦後、エドガーケイシー
が復刻させ、日本にもオカルト枠で伝わりました。

ケイシーは予言で、日本の物理的かつ
霊的な沈没を微妙に的中させました。

人間性や霊的な沈没の方は、戦前に岡本天明や
出口王仁三郎らが予言し、的中させております。

その他シュタイナー氏は、アストラル体
(幽体離脱)
の技術や、動物を催眠状態に
させて会話する技術などを開発しました。

シュタイナー氏が標榜した、神(霊)、善、美(芸術)
なるスローガンは、現代新宗教の典型的な特徴
としても受け継がれました。

このようなシュタイナー氏の理論は、医学や
科学知識の全く無い様々な(自称)神秘思想家
に受け継がれ、それは現在にまで続いています。

人智学協会は現在でも断続していて、
会員には、品性(人格)と意識の変化や
進化を求められます。

恐らく、当方のような下品で貧乏人は
入会できないかもしれません。

・・以上が大雑把な経歴です。

アストラル体というオカルト語は、私が
高校生の頃、月刊ムーで知ったのですが、
シュタイナーの存在は当時分かりませんでした。

要するに、睡眠を利用した瞑想法です。

映画のマトリクスに通じる部分もあると思います。

仮想空間のイメージを自分の意志で
コントロールする技法は、共感覚学者?
の苫米地英人氏も超瞑想法で推奨しています。

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古来からの密教僧や現代に通じる霊能者は
幻視で弄くり回すことが出来ますが、汎用的
なトレーニング方法を開発していたのはシュタ
イナーが世界最初ではないかと思います。

座禅の瞑想とは少し違いますよね?

ヒトが思い浮かべるイメージは二次元画像
だけではなく、ビデオ映像のような三次元
感覚でも出てきます。

睡眠だけではなく覚醒している時でも出来ます。

幻視がそういうのです。

覚醒状態であれば、白日夢で夢の
イメージに近い映像が出てきます。

記憶領域にプールされた記憶の映像や
睡眠の夢の謎は、神経科学で完全に
解明されているわけではありません。

何故意識や意思を保てるのか?という
ヒトの謎に通じる部分も大いにあります。

よって、医学的には分りませんので、以下は
思考のシュミレーションと想像で書いております。

というわけで、その2に続きます。

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