パンドラ

未体験の土を避けて歩いたきみが
期待感を胸に刺したまま流すそれ
違うことをためさなくてもいいよ
ほどくまでもなくて
みなすまでもなくて
うたがう余地だけがある
敷地がひろくてなんでもおける
組織があらくてふれればとける
直撃したんだ曲がりながら
あわい角度をもった心をなげて
ながい時間が意識を描く
きれいだとか
にがいだとか
まぶしいとかいって
予言みたいなきみの顔色を
ふるい魔法でふきとるよ

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