夢の影
眠っていることは
やさしさのかたまり
カメラになろうとして
きみの写しを汚してしまった
街灯がきえる瞬間
つく瞬間
それぞれに想像して
どちらが
やわらかいか考える
迎えてくれるなら謎でもいい
よいことを積みあげて
積まれた下で過ごしたい
はさまれなければ街じゃない
泣きやみすぎてキャンバスがさびしい
浮遊する
まっしろなら
得意なのに
冬をする場所がたりない
いろに力がおおすぎて
いるをつづける空がない
ないものあつめてしきつめる
わたしだけが
夢の影
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