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詩集

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詩が集まって何かしています。 背景はときどき変わります。 (一時的に非公開になる詩はそのうち帰ってきます)
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2018年9月の記事一覧

九月

放課後のような顔で目覚めると
世界は授業中だった
わたしはひとり
窓を見つめ
中か
外か
わからない場所でゆれている
夏の抜け殻を
硝子に写していた
長く
気づいていたわたしを抜けて
うまれた影が
空を知りたがっていた
降り積もる
からだを
浴びながら
その先を
知りたがっていた