見出し画像

彩り

その1

色の三原色の原理の通りに混ぜても思っていた色がすんなり出来上がることは稀です。
欲しい色を混ぜて作るときにはベースの色に少しずつ他の色を足していき、
思っている色になるまで微調整して近づけていきます。

そこで
塗料などの調色では基本的には「減法混色」といい、色を混ぜればまぜるほど、色が暗くなってしまう調色法です。

ここで注意しなくてはいかない事は

黒や白を混ぜた後は
色を元に戻すことが難しくなります。
色の変化の具合が大きいのでこの2色を加えるときは
最後の色味の調整のときに使った方が手堅く混色できます。

3原色と言いつつも
赤、青(紺)、黄
と、他に黒、白があります
「5色(原色)の中で」「何色(何色系)が一番多く配合されているか判断する」事です。 
色の対比率を見極めて
メインの色を見つける事が
とても大事です


その2

塗料は種類にもより差がありますが、
作った色(液体)の時に比べると、乾燥すると色が濃くなります。

つまり塗料を塗った直後に 色が合っていても、
乾燥すると「濃く」なってしまうので 違った色になってしまいます。

それを考慮して、少し薄めに作り試し塗りをして乾燥させ、乾燥させた状態でチェックしながら色を調色していきます。


その3

屋外、あるいは屋内でも太陽がよくあたる場所にあるものは、
残念ながら、色あせ(退色)をしてしまいます。

原因は、日光などから発せられる紫外線や雨によるもの。
ちなみに、紫外線は蛍光灯からも微量に出ているので、
屋内であるから大丈夫!というわけではありません。
物に経年劣化はつきものなので、仕方がないのですが…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?