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材質を知る その1


キズを補修する時に
どのように直すか考えますが、その際になぜこのような傷がついてしまったのかを考える事も必要と考えています。

メーカーのホームページで材質を調べてみました。

オレフィンシートと書いてありました。


簡単に言うと、汎用なプラスチックです。

軽くて、燃焼時にも害のあるものが発生しない特徴もあります。


次にキズを直すという点で考えます。

表面は、オレフィンシートですが、その下はMDFという材質

です。

木じゃないの?

と、思われがちですが
大きなくくりで木材です

詳しくお話しすると、木質の繊維材料を圧縮成形した繊維の板です

刻んでみると分かりますが、
とてもサクサクと削れて、
気をつけないとボロボロと掘り進んでしまう危険もあります。

ここで リペア開始します。
この写真を見てお分かりになるように

誰かの手で一度直されています

触った感じは、補修箇所以外はそれほど凸凹がないのに、
何故こんなに範囲が広いのかと疑問を感じました

そこで、先ほどの材質を考えました。
おそらく、小さな凸を
サンドペーパーで削ったのではと考えました

そこで、表面のオレフィンシートが剥げてしまい
キズ箇所以外もくすんで
しまったと考えました

それと、キズの箇所には
コークボンドが塗布されていました。

このコークボンドとは
水性接着剤で、
クロス等の端部を押さえに使用したり、主に隙間を埋める為に使用するものです

コークボンドは、
塗布した後、少し色が濃くなる特徴もあります。

隙間埋めも、余分なところは拭き取らないと
余計に目立ってしまったりします

結果、今回のような補修後目立つ!と指摘がついてしまったと思われます。

次は、補修していきます




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