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「焼き杉」で、消しゴムはんこの持ち手をつくろう

こんにちは。リスタンプ工房のtanakaです。

消しゴムはんこ製作者の皆さん、持ち手の仕上がりはどうしていますか?
木材を切って紙やすりで角を削り…、無垢の状態でもシンプルでかわいいですね。

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持ち手にいちどスタンプするのもいいですね。わかりやすくてよい。

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塗料で着色するのもとても綺麗です。ぼくは、持ち手はもっぱら着色派で、木目もきれいに見えるようにステイン系の塗料、もしくは補修ペンなどをつかって着色していました。

いろいろな仕上げがあるんですが、ぼくはここでもうひとつ、新しいチャレンジをしてみました。「焼き(杉)」という手法です。

このような仕上がりになります↓↓

写真 2020-05-31 11 40 11 (1)

木目もしっかり出ていて、高級感もあります。手触りもとてもいいんです。

以下、工程を紹介します。

写真 2020-05-30 21 14 03 (3)

お借りしたものなんですが、道具を準備しました。
・鉄板
・バーナー口+ガスボンベ
・真鍮ブラシ
・革手袋

写真 2020-05-30 21 14 03 (2)

火で炙ります。
バーナーの火を当てます。しっかりと黒くなるまで。焼き過ぎには注意!たまに普通に燃えたりするので、革手袋つけた手で叩いて消化します(笑)

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写真 2020-05-30 21 14 03

真鍮ブラシで炭化した部分を落とす
コレが独特な作業です。真鍮ブラシを使って、木目に沿って適度な力で炭化した部分を落としていくのです。真っ黒だった木材ですがこの作業することによって、美しい仕上がりに近づきます。

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写真 2020-05-30 21 14 03

微細な粉を落として完成です。
微細な灰というか粉をしっかり落とさないと、当然手にとったときに黒いものが手についてしまいます。ティッシュなどでしっかりふいてあげると良い。完成までにヤスリがけの工程が不要なのもメリットかと思います。

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今回は木目もしっかりしている「杉」を使用しました。他の木だとどうなるかは未検証です。「焼き(杉)」は道具さえ揃えることができれば、簡単にできることが体験してわかりました。木目がしっかり出る仕上がりも綺麗で色もいい。香りも木を焼いた時のいい匂いがします。なによりも時短なのがいいです。やったことある方は分かるかもですが、持ち手の木材のヤスリがけって結構時間かかるんです!それが「焼き(杉)」ではヤスリがけ不要…。なんてすばらしい…。

ぜひこの記事を参考に、今までと違った持ち手の仕上げにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

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