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消しゴムはんこ歴14年の筆者が教える、本当に失敗の少ない除光液転写法!

1_除光液転写

こんにちは。リスタンプ工房のtanakaです。

細かい図案を彫りたい時、みなさんどうしていますか?直接鉛筆などで図案を描くのもお手軽だし、トレーシングペーパーを使って転写するのもいいですね。細かい図案を写し取ることができます。

しかし冒頭の「フクロウ」のような細かい図案は、トレーシングペーパーでの転写ではかなり手間。そこで、図案をほぼ100%そのまま写し取ることができる「除光液転写法」を紹介します。

過去にブログで紹介してから数年経ちますが、僕自身基本的に同じやり方で続けており、失敗はほぼありません。ちなみに消しゴムはんこ歴14年です!

以下の方法で、誰でも簡単にマスターできます!

図案の準備

前もって図案を用意します。データで用意して、プリント。
ここで超重要なことを…。
必ずトナータイプでプリントすること!家庭用のインクジェットタイプのプリンタではうまくいかないのです。

というのは…
トナータイプのプリンタは、「粉状」の塗料を吹き付けてプリントする。
除光液転写法はその紙の表面に付着している「粉状」の塗料を除光液によって剥がし、消しゴムに付着させる方法。これは、家庭用のインクジェットタイプのプリンタでは不可能です。

ちなみに、ぼくはセブンイレブンの「ネットプリント」を利用しています。
ローソンやファミマのプリンタだと失敗するケースもあるらしく、要検討ですね。また時間のある時に比較検討などしてみようと思います。
スマホのアプリもあるので、何かと便利です。モノクロA4一枚で20円。

除光液転写に必要なもの一覧

2_除光液転写

必要なものは、たったこれだけ !
* 消しゴムはんこ
* 図案|事前にプリントしたもの
* ティッシュペーパー
これだけで大丈夫。


はんこの表面の粉を拭き取る

3_除光液転写

おろしたての消しゴムはんこの表面には、白い粉が残っています。しっかり、はんこに「粉状の塗料」を「付着させる」ためにも、余計なものを取り除いていたほうがよいです。

図案を、除光液で湿らせて転写

4_除光液転写

5_除光液転写

まんべんなく除光液で湿らせる。手早く、全体に除光液をなじませましょう。除光液を適度に含ませたティッシュで、図案をトントンと湿らせます。ティッシュを押し付ける感じで。前述の通り、図案の粉状の塗料を消しゴムはんこに付着させるイメージをしてもらえればいいと思います。
目安は20秒〜30秒くらい。これ、長くなじませすぎると…↓↓

失敗例

6_除光液転写

過去に、同様の内容を紹介した時の写真を流用。
長くなじませすぎると、こうなります…気をつけましょう。張り付いちゃうんですね。何事も過ぎたるは及ばざるが如し。図案は、同じものをいくつか用意しておくと安心!

図案の紙を剥がす

7_除光液転写

思ったよりもぴったり張り付いているので、端の方をデザインナイフなどで少しめくると剥がしやすいですよ。

できあがり

8_除光液転写

このように簡単にキレイに転写できます! 

みよう見まねでやっていたうちは失敗しやすかった除光液転写ですが、今回紹介したやり方で、ずいぶん成功率が上がりました。

綺麗に転写できるとテンションも上がりますし、なにより綺麗に彫りやすいです。

よかったらお試しあれ!

まとめ

・トナータイプのプリンタで、図案を印刷
・セブンイレブンのネットプリントがおすすめ
・除光液を図案にトントンする時間は20秒〜30秒を目安にする
・消しゴムはんこに図案を押し付けるイメージでトントンする


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