報42 小銭に群がるその様こそ鬼
本日お送りするのは、節分は小遣い稼ぎになるという財テクです。
あけましておめでとうございます。
こちらは長らく放置してしまいましたね。
さて節分。
実家にいた頃、節分は楽しみなイベントの一つでした。
お金が増えるからです。
我が家の節分は、婆ちゃんが豆をまく役で、俺・親父・お袋は豆を拾う役割でした。
そこは鬼じゃねぇのかって話ですが、俺らに豆をぶつけるわけでは無い為、鬼ともまた違うわけです。
問題はその撒く物。
落花生、大豆、そして個別包装されたチョコやアーモンドチョコなどがあったと思います。
そしてその撒く物の中に小銭も含まれていたのです。普通に500円や100円も含まれてるので結構重大イベントでした。
これを部屋を真っ暗にして、居間や床の間、廊下に撒くのです。
節分って部屋を暗くする風習あったかなぁって思いましたが、多分公平を期すためかと。 小銭中心のイベントじゃないですか。
俺が幾つになるまでこれをやってたか覚えてませんが、金が絡んでくる為か親父・お袋はこの時だけは容赦なかったと思います。
そして一通り撒き終わったらいくら拾ったかを確認します。最早豆などどうでもいい。
後は歳の数だけ豆を食うなどして、節分の体裁を保つわけです。
ある程度事が済んでから、たまに拾い忘れられていた小銭見つかったり、お菓子見つかったりするのがまた楽しいわけで。
今思うと、婆ちゃんにとっては金が無くなるイベントになるわけで、氏は節分が近づくと「節分が来るすけ小銭貯めんばなんねぇや」というよく分からない日本語を口にする日々でした。
日本古来の行事、大切にしていきたいですね。 どの口が言うか。
電子マネー化が更に進むと、こういった文化も廃れていくのかなと思うと残念でなりません。無理やり時事問題に繋げてみました。
もっと言うと、お菓子や小銭撒くのって節分じゃ無くて建前(上棟式)ではと思いましたが気にしない事にします。
サポート頂けると、恵まれない大人にワクチン(リポD)を買ってあげる事が出来るので、気が向いたらよろしくお願いします。