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今やっている仕事、消防士の好きなところ

書く習慣1ヶ月プログラムDay2「今やっている仕事、学んでいること」


今やっている仕事は消防士です。

四大を出て、2年間大きな企業でサラリーマンとして自動車部品の営業の仕事をしてました。3ヶ月位は海外で働いてました。そこから転職してこの世界に入りました。

僕の経歴もちょっとエッジ効いてますが、消防の世界は色んなバックグラウンドを持った人がいて面白いと思います。

いま在職7年目。この春から管内の端っこにある小さな出張所で働いてます。

中山間地域の農業が盛んな穏やかな土地柄。
1日に一緒に勤務するのは3人。

救急事案がひと月に大体20件位で、火事は異動して以降まだ1度も起きていません。

刈った草を焼く農家の方が多い土地柄にも関わらず、住民の皆さんの予防意識のおかげで火事がなく、珍しい状況になってます。

これまで長らくレスキューと言われる救助隊にいて
、訓練訓練訓練の日々でした。今は出動も少なく、多少の事務と訓練の他は、花壇の整備をしたり、水利周辺の草刈りをしたり、落ち着いた仕事です。

まるで転職したかのような変化。

新たな環境での日々も充実してます。
同じ消防士といっても本当に色んな仕事がありますね。

消防士の仕事の、好きなところと嫌いなところを整理してみようと思います。あくまで個人的な感情の話です。

好きなところ

①太陽の光を浴びれる

屋外に出る事が多い仕事です。空調のきいた部屋で快適に仕事できるのもひとつの幸せかもしれません。ですが晴れた日は外で太陽の光を浴びるだけで幸せを感じられます。暑い日も寒い日もあります。暑さ寒さや季節感を肌で感じてみんなで「あちー」「さみー」言いあって働くのも悪くないです。
サラリーマン時代、一日中屋内でパソコンに向き合った日の何とも言い難い感情があるから、そう感じるのかも。

②汗をかける

出動や訓練では汗をかきます。身体を動かすので当然ですが。
よく考えると汗をかくことで不快感をあたえかねない仕事も多い世の中です。事務職しかり接客業しかり。
汗をかく本人も、スーツや私服で汗をかくのはただただ不快ですよね。運動とか、汗をかく行為自体は好きだけど、その後の処理とか次の予定を考えて嫌だというひと結構多いんじゃないかなー。
この仕事は、そのストレスはありません。活動服も動きやすいし、着替えるのも一般的で、仕組みとして汗をかく行為に抵抗がありません。仕事でがっつり汗をかけるの最高です。
あと余談ですが、汗をかいたほうが100%ビールが美味しくなります。それだけで仕事で汗かく価値があると考えてます。

③隔日勤務

勤務形態は大抵の場合24時間勤務です。僕の場合は8日サイクルで、仕事休み仕事休み仕事休み休み休みを永遠に繰り返します。日々の3/8が仕事、5/8が休みです。休みが多いので、しっかり家のことに時間を使えます。なかでも保育所の送り迎えができたり子どもとの時間を確保できるのが最高です。会社員時代もフレックス制を使いまくってて、「40時間を4日にまとめて働くから週休3日にしてくれんかなー?」って思ってた僕にはぴったりでした。

④目的がシンプル

ビジネスの世界では、判断基準が複雑な事柄が多い印象を受けました。利益なのか倫理なのか顧客なのか上司なのかステークホルダーなのか。もし相反したらどちらを優先すべきか。そこに目標や市況も絡んで、色んなバランスをチューニングするのが大変だと思います。だからこそ今、世間では「パーパス」とか「理念ドリブン」が注目されているんだと思います。
その点、数値的な利益を生まない仕事であり、圧倒的に優先される「安全」や「人命救助」という目的があるので、行動原理がわりとシンプルですっきりしてると思います。


この後、嫌いなところも整理してましたが、愚痴っぽくなるので辞めました。
なにごともトレードオフ。



以上、自分の仕事の好きなところを整理してみると、転職したからこその視点が多くて面白かったです。

めちゃくちゃ良い職場か?と言われるとそうでもない気もするけど。

転職先の1つとして考えるビジネスマンにとってはめっちゃおすすめな気がします。

在職7年目。キャリア思春期まっただなか。嫌いなところも見えてくるようになった近頃です。

でもなんだかんだこの仕事は好きなのかなー。

好きなところを大事にしていこうと改めて思いました。

あとは、他の消防士の人の考えることとかにも興味があります。
実際の職場の人は長時間一緒に過ごしてる割に、深刻な部分には触れないコミュニケーションになってる気がする。
消防士のnoteは消防士に需要あると思う。

消防士もっとnote書いてくれー。
読みたいから。


↑おすすめです。隊長のこんな話も聞いていたい。

おすすめがあれば教えてください。



以上

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