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こんな時代だからこそ「対面すること」の価値

こちらは、株式会社Azit様のワーケーション体験記事を転載させていただいております。

週末インプット
YOUTRUST、はじめての投稿です。

Resort Worxのアンバサダー制度を用いて、久々に箱根まで経営合宿に行ってきました。
リモートワークがベースとなる中で対面することの価値を感じたのでここにまとめていきたいと思いますが、最初にサマリーを載せておきます!


1. 対面だからこそが深さ増す「ビジョンに対しての熱量」
2. 「多人数 × 雑談」の場を意図的に発生させられる
3. その会社らしさを創る「共通体験」

コロナの情勢も踏まえて、昨年フルリモートに移行してから早々と1年半近くが経ちました。
元々コロナ以前もリモートワーク制度自体は導入していたものの、会社のフェイズとしてもしばらくの間は事業開発とプロダクト開発に勤しんでいたのもあり、プロジェクトを回していくという観点ではフルリモートは非常に生産的かつ快適で何不自由ない日々を過ごしていたのですが、今回Resort Worxからのご提供でワーケーションする機会を頂いたので、箱根まで合宿に行ってきました。

発見その1 対面だからこそ深さが増す「ビジョンに対しての熱量」

創業以来コロナが来るまでの間は、半年に1回ぐらいの頻度で、会社の未来や自分たちの在り方を考え、伝え合う場として合宿を行ってきました。
スタートアップが持つ他社には再現できない唯一無二のアセットとして、熱量があると個人的に思っているのですが(ビジョンに向かうエネルギー量がすべて、みたいなところがありますからね。)、オンライン会議と対面で会うことで最も差が出る部分はここかなと感じました。

普段の会議の内容は「意思決定」に従事するものが大半なので、オンライン会議でほぼほぼ問題ないと思っているのですが、「熱量の伝搬」をターゲットに置くと、やはりオンラインでは対面ほどの解像度で他者とコミュニケーションできないのもあり、「ビジョンに向かうエネルギーを創り出す」 というターゲットを会議の目的に置くのであれば、対面で会うことは改めて重要だなと再認識しました。

経営合宿としては、事業や組織の戦略・計画を練り上げることがアウトプットのターゲットになりますが、会社のコアメンバーが集まる機会だからこそこういう熱量の伝搬も定期的にターゲットに置いて運用できると、日々のモチベーションに繋がるな、とリモートワークからのギャップを感じた改めての発見でした。

発見その2 「多人数 × 雑談」の場を意図的に発生させられる

箱根まではクルマで移動したので、移動中の車内やご飯の時間、お風呂の時間等、会議を行う時間以外でフリーな時間が結構ありました。

論理を詰めるなら、みんなで会議すること。
アイデアを出すなら、一人で散歩すること。

これらはリモートワークでも実現しやすいのですが、重要な意思決定がタバコ部屋でされている、みたいな昔ながらの話もあるように、ちょっとご飯食べているときとか、会議と会議の間で誰かと移動しているときとか、そういう時間でスタートアップの将来が決まる意思決定のドラフトができあがっているみたいな経験ってみなさんもあったりしませんか?

個人的には、重要な意思決定が意外とこういう時間でクリエイションされていると考えています。

雑談を無目的な会話だとしたときに、「多人数 × 雑談」の時間をどう創り出すか、がリモートワークの課題であり、永遠につきまとってくるテーマだと思っているのですが、対面かつ空間的にも時間的にも物理的ロックがかかることで、無目的にチームで過ごす時間ができました。

この生産性の余白が、非常に生産的な時間であると共に完全な無駄な時間にもなり得て、飲み会が減ったことによる仕事のしやすさみたいなものはあると思うので、どこまで日常のワークスタイルの中に設計するかは悩ましいところなのですが、こうしてワーケーションの中で取り入れていくというのはバランスがよいなという学びでした。

発見その3 その会社らしさを創る「共通体験」

スタートアップにおいてカルチャーは重要という認識だけは、現代のスタートアップの常識と化していますが、良いカルチャーが何によってできあがるのかは不明確な部分もあります。

トッププライオリティは採用に対して一切の妥協をしないことだと個人的には考えていますが、入社前後でのカルチャーの伝搬速度も急拡大していく組織において大きなファクターになるようにも思えます。

バリューを明文化して、日々伝達していくことも大事ですが、コミュニティ内での他者の行動、それ自体が人に強く影響を与えるものだとも思います。

そういう観点で、カルチャーを体現できる「共通体験」があると浸透が早いですよね。Airbnbのシリアルの話然り。

リモートワークの課題として盲点になりがちなのが、この共通体験の作れなさで、日々の業務がプロジェクトワーク化するので、求められたアウトプットを出すこととは関係ない共通体験とかってあまり生まれにくくなりますね。

合宿は、24時間共に過ごせるという観点から、共通体験をとてもつくりやすいです。
具体的にどの体験がどうカルチャーに繋がるのかの言語化を今すぐに行う必要もないとは思うのですが、組織が大きくなっていくタイミングで当時の僕らはこういうことをしていた人たちだったよね、とチームのみんなが認識できるものがあると本当に話が早くなるなという感覚があります。

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合宿の帰り道には、『うなぎ亭 友栄』に行きました。

言わずとしれた名店で最高の鰻が堪能できるので、箱根に合宿に行く際にはぜひお立ち寄りください!笑

向かいながら永遠とうみがめのスープ(水平思考ゲーム)をしていたのですが、Azitの社内でやるとAzitのみんなの共通体験がどんどん出てきて、それがゲーム化されていくんですよね。
僕はああいうことができることが会社の歴史があることの良さで、言葉尻だけでは真似できない文化的な結束につながるのだろうなと思っています。

箱根は、創業以来最も合宿に行っている地で、行きやすいのと普段の都会の喧騒から離れて頭も心もリフレッシュできるので、チームでのワーケーションもたまには良いなと実感しました。
今回泊まった東急バケーションズ箱根強羅も、お部屋も広く会議でも使いやすく、煮詰まったらそのまま温泉に入り、とリフレッシュもできて最高でした!

写真いくつか貼っておきますね!
あんまり映えるような写真じゃなくてすみません!笑画像1

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