夏いちご栽培研究2024 の状況@伊東・八幡野 5月30日

画像1 夏イチゴの試験栽培2024では、4種類の栽培環境の試験栽培を行っています。①ビニールハウス内の高設栽培 ②屋外での高設栽培、③屋外でのプランター栽培 ④屋外での露地栽培。 この写真は、屋外での高設栽培状況、5月30日、定植後57日目。草丈20センチ以内。
画像2 定植時に花芽のついていた第1花房(頂花房)は4月中に出蕾/開花した着色前の果実。第1花房の果実数は3-5果。定植前に花芽分化した花房としては典型的な花数。第2花房(一次脇芽)の開花が始まっている。
画像3 プランター栽培。 屋外の高設栽培とプランター栽培の生育状況には有意な違いは見られていない様子。
画像4 屋外のプランター栽培の1株あたりの培土量は、高設栽培とほぼ同量。液肥濃度、潅水量・頻度(1株あたり)は、プランター栽培と高設栽培は同量の設定。
画像5 昨年5月に定植したプランター栽培の夏イチゴを継続的に栽培したもの。4-5月に開花、収穫粒は10g前後からさらに小粒なもの。現在は、弱い花房は摘除している。
画像6 昨年10月定植の冬春いちごの「すず」右、と昨年5月定植で継続l的に栽培している夏イチゴを同じプランターで栽培している。右の「すず」にはうどん粉症状が出てその後、うどん粉の胞子が出るのは収まった株。葉っぱに生理障害またはうどん粉病変跡が出ている。隣の夏イチゴには病変症状が出ていない。この夏イチゴ品種は、うどん粉・生理障害に対して抵抗性があることを示しているかもしれない。
画像7 2024年5月に夏イチゴを屋外露地栽培で定植。草勢は、プランター栽培、高設栽培よりやや弱い。第1花房の開花が出ているが、花、果実はプランター・高設栽培より弱め。
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画像9 ビニールハウス内の土耕栽培(土に直植え)は、いちご農家でも栽培されているが、商業生産的に屋外露地はビニールハウス栽培普及後にどの程度あるのか知識ないが、家庭菜園では一般的。プランター栽培との違いは、施肥・潅水、培土量にあるが、それが草勢、花房出現数、収穫量にどのように現れるかは今後の観察ポイント
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