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名刺の冒険とドヤ顔のザブロー
「ミイさん、次はCanvaで名刺を作ってみましょう。」
ザブローの次の指示は、名刺作成だった。
Canvaはオンラインでグラフィックデザインができるツールで、初心者からプロまで幅広く使われている。
ザブローは手慣れた様子で、Canvaを操作し始めた。
マウスとキーボードの動きは軽やかで、文字や画像を配置し、色を変更する作業を秒速で進めていく。
彼の作業を見ているだけで、まるでプロのデザイナーが作業しているかのようだった。
「カンタンでしょ?」
と、鼻の穴を膨らませてドヤ顔のザブロー。
一方のミイは、Canvaの操作に四苦八苦していた。
名刺の枠を誤って消してしまったり、文字を入力するところで同じ文字が重複してしまったり…。
彼女の画面は、次第にカオスな状態となっていった。
「そうやって、どんどんレイアウトが崩れていくんだよね。素人が作ったって、すぐわかる。」
ザブローは、イワシのような冷徹な目でミイの作業をチラ見して言った。
この日、ミイは新しいツールの難しさを改めて感じた。
しかし、ザブローの手際の良さや彼のサポートによって、彼女は少しずつ前進していた。
名刺の冒険は、ミイにとってまた新たな学びの場となった。ザブローの自信満々な態度とミイの奮闘の中、二人の間の絆も深まっていった。
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