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大手ヘアカット専門店がついに動く

さて、ついに大手が動き出しました。
その大手とはまぁQBハウスさんなんですけどね。
そのQBさんがどう動いたのかをちょっとお話しして、お話しだけではあれなんで。
まぁ一つ参考程度にこういう戦い方もありますよってことを話していきたいと思います。
それでは、よろしくお願いします。

YouTuberのHIKAKINさんをご存知の方は多いと思いますが、ついにQBハウスとコラボ企画をしたんですよ。
どういういきさつでなったかは知らないのでぜひ調べてほしいのですが、これはとてもやばいです。
何がどうやばいかというと、本格的にターゲット層を広げて今までの男性客メインからファミリーにメッセージ性を強めてきました。
今までもファミリー向けに展開を広げてはいましたが、宣伝だけだったのでそんなに変化はなかったと思います。しかし、今回のコラボでシステムの説明やお店の内容がはっきりわかるようになり、確実に客層が広がると見ていいでしょうね。
要は自分達のお客様が減っていくということです。

自分が動画を見た時には再生数は100万回を超えていて、広告効果は間違いなく今までのQBさんのやってきたことでダントツだということです。
これはこの先のコロナと共存する未来を見ての行動だと思います。
日本はワクチンの普及率も少なくとも一回接種は人口の78%超えでとても高いです。
第6波の懸念も確かにありますが、来年には数字を回復させるということでしょう。

今年のQBハウスの広告戦略としては厚切りジェーソンさんの起用から始まり、松屋など飲食店とのコラボも目につきました。
お笑いコンビのマヂカルラブリーの野田クリスタルさんと厚切りジェーソンさんの二人でどちらがよりQBハウスが好きかを巡ってのラジオでのトークは一時期話題にもなっていましたね。
今までも、テレビの特集などでQBハウスを目にする機会はありましたが、どちらかというとビジネスモデルの紹介などが主で利用者を増やすというのは薄い印象でしたが、今回の動画では利用者目線の内容で今まで不透明だった部分がだいぶわかりやすく紹介されていて利用してみたくなる作りでしたね。
入店から券売機での発券、カウンセリングなど一連の流れをエンタメ要素を入れて見せることで、QBハウスを利用するハードルは確実に下がります。
今回は大手の力の強さを目の当たりにしました。
ただ、ここまで力を使うということはこの先のチャンスを見据えての行動なので、こちらも何かしら策を講じてみた方が良さそうです。
低価格サロンにとってのこの先のチャンスとはなんなのか?そこを考えてみると面白そうです。
理美容業界全体で見ると売り上げは少しづつですが戻ってきているかと思います。
ただこの先を見ると来年には税金が上がったりといいことばかりではなさそうですよね。
税金が上がり、物価も上がると貯蓄が増える傾向があります。そうなると経済が回らないので、景気の回復が見込めないでしょう。
景気が悪い方が低価格サロンにとっては好都合かと思います。
1000円カットが世に出回って20年ぐらいは経ちますが、ほぼほぼターゲット層は刈り終わっていると思います。
ではどこから新規を得ようと考えているのか、それは中価格帯の理美容室からです。
不景気になりお客さんは節約思考になっていくと理美容室の利用回数を減らすか価格を下げるの二択だと思うんです。
ということは、低価格サロンのやるべきことは中価格の理美容室から流れてきたお客さんを再来につなげるだけでいいんです。
初めて利用する人はやはり低価格サロンに対しての印象はあまりよくないと思いますが、ここが攻め入る隙で、要は期待値が低いので合格点が低いんです。
なので、接客、技術はもちろんですが挨拶などお店に合わせた丁寧さを付け加えてあげると一気に満足度が上がります。
低価格サロンにとってのチャンスとしては、中価格帯の理美容室から初めて利用するお客様が持っている期待のギャップを利用しやすい時期だと考えられます。

ではでは、個人経営理美容室としてはどんな対策があるかもお話していきます。
それはズバリ、「ローカルロークオリティでのコミュニティ層を狙う」です。
これがなんなのかというと、チームラボの猪子さんが2014年のインタビューで「グローバルハイクオリティでノーコミュニティ層とローカルロークオリティでコミュニティ層」について話していました。
まぁ、簡単にいうと「1番良いものが売れる世界」と「1番良いものより、知り合いが売っているそこそこのものを買いたい世界」の二つに分かれるというお話です。
詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください。

理美容業では、クオリティは当たり前なので、グローバルでノーコミュニティ層をQBハウスのような大手の低価格サロンと考えた時に、ローカルでコミュニティ層を狙うしかないんですよね。小さなお店は価格競争で負けてしまうので。
地域でいかにコミュニティを作っていくかがこれからの鍵になりそうです。
けっこうやりがちなのが、宣伝をSNSに力を入れたり、チラシなどを広範囲に撒くことです。
あなたのお客さんはそこにいますか?違いますよね?お客さんになってほしいのは再来してくれる人ですよね?
情報社会に慣れてしまい、発信にばかり気がいってしまって足元が見えていないんです。
再来しやすいのって通いやすいことに限るじゃないですか?
ってことはあなたのお客さんはご近所さんなんですよ。
ご近所さんにあなたはちゃんとアプローチをかけていますか?
近所にめっちゃうまくて値段も妥当と判断したなら通いませんか?
ローカルでコミュニティ層ってそういうことなんです。
価格競争をしたくない方は今一度、ご自身の宣伝活動を見直してみてください。
応援しています。美容師のカワシでした。ではまた。

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コロナ渦の中、現場目線で比較していたからこそ気づけた内容です。
お客さんを顧客としてではなく、別の見方で見てみると…
確かな違いがそこにありました。 
時代に左右されない戦い方です。

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