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「技術者の目線」

今日は「技術者の目線」というお話をしていきたいと思います。
これは美容師なら誰もが通る道です。
しっかり認識しないと指名はまず取れないものと考えてもらってもいいぐらい美容師にとって大事な事なので今回スキを押してくれたら意識してみてください。

「技術者の目線」とはまず何なのか?というと技術者の能力、技術や知識にあたります。
技術や知識を説明、表現する時にお客さんや後輩のことを考えて、相手の目線に立てているかどうかなんです。
これを理解するのとしないとでは失敗することが一目瞭然でわかります。
教え方が下手な人は、単純に自分の中の考えや言葉の基準を目安に説明などをするから失敗をしてしまうんです。

例えば、お客さんとのやりとりでよくあるのがお客さんの説明を専門用語に言い換えて説明するです。
素人のお客さんがこうして欲しい、ここはこんな感じでと抽象的な表現に対して「レイヤー」や「グラデーション」などの言葉を使って「説明してあげている感」を出すのは三流です。
お客さんの求めているものは仕上がりであって専門用語ではありませんよね。
しかし現場で見かけるのは、お客さんの要望に対して「ここはレイヤーを入れてあげて」とか「グラデーションで切って重さを」など専門用語に変換する人が多いです。
これは技術者にとって当たり前の知識だからこそ、違和感を感じないんです。
専門用語を標準語だと思って使うので説明を難しくしてしまうんですね。
これは技術者あるあるなので残念ながら意識しないと抜け出せません。
たちが悪いと「お客さんに教えてあげている」とすら思ってしまっています。
自分が昔そうだったのでよくわかります。

お客さんから「下にいくにつれて徐々にを長くなって毛先を軽くしたい」と言われて「レイヤーを入れて軽くですね」とか最悪です。
相手の目線に立とうとすらしていませんよね。
これではたとえ仕上がりが良くても80点ぐらいの満足度で終わりそうです。

当たり前のことですが、カウンセリングの時にお客さんの目線に立ち、お客さんの言葉で分かりやすく、仕上がりのイメージがしやすいように説明しないといけませんよね。
この「お客さんの目線」というものはとても忘れやすいので注意してください。
プロ意識はとても重要ですが、そのプロ意識が専門用語でマウントを取りたがってしまう原因になってしまっているんです。

後輩に指導、教育をする時も同じです。
これは基礎でも応用でも言えることなのですが、横文字をすぐに使う指導者は三流です。
相手の知識レベルに合わせて言葉を選べていないから、伝わっていないんです。
突発的な指導、教育なんてほぼ起きないので、準備がしっかりできていないとも見れますよね。
もし、あなたが指導、教育につまづいて悩んでいたら相手の目線に立って言葉を選んでみてください。まず共通言語で話さないと伝わらないので…
ただ相手の目線に立って、言葉を選んでも伝わらない場合も当然ありますの注意してくださいね。
そんな時は自分の理解力を第一に疑うことです。
人間誰しも理解した「つもり」が多すぎます。
かく言う私もその一人で、何となく理解した「つもり」になってしまうんですね。
そんな時に気をつけたいのが、アインシュタインの名言の一つ
「6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない。」です。
説明なんて簡単だと思っていた時期もありました。
しかしそれは間違いで、ただ自分の言葉で知識を話していただけなんです。
説明はしっかり理解していないとできませんし、理解しているなら6歳の子供にも伝わるように簡単な言葉でまとめられるんですね。

お客さんにもそうですが、分かりやすい言葉を使って説明するクセをつけてください。
「技術者の目線」は大切ですが、相手の目線に合わせることができなければ何も始まらないので、意識的に取り組んでみてください。

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