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得しかなくても動かない

今日は人って得しかなくても動かないよねってことを話したいと思います。
この話のきっかけがですね、社内のカットコンテストなんです。
毎年、全国店長会の時にカットコンテストがありまして、
フリースタイル、規定スタイル、スポーツ刈りの3部門に分かれて開催していました。
しかし、コロナによって全国店長会が開催できずカットコンテストも中止になっていたんです。
それが今年、3部門を統合して1人3スタイルの総合得点を競うカットコンテストを開催することになりました。

で、各エリアから1名出場者を出すので参加希望者がいるのか確認のメールが上司から来たんです。
過去2回フリースタイルで出場して2回とも入賞をしたワタクシ。
今度こそ優勝をしてやろうと参加を希望する旨を上司に伝えましたよ。

今回はコロナ対策で予選が禁止らしく、参加希望者が多数いた場合は上司の独断と偏見で参加者を決めるとのことでした。
スタッフから参加したいという声が上がることはとても素晴らしいことなので、
もし他に参加したいという方がいたらそちらを優先してくださいとお願いしました。
スタッフの参加したいという意思を店長の自分が邪魔するのも忍びないですから。
ところが待てども待てども自分以外の参加希望が現れないのです。

参加した方が得なことがたくさんあるのに現れないのです…

店長達や店長を目指しているスタッフには参加することにメリットしかないのにです。

何かをやるっていうのは意外とストレスで、今回だとカットコンテストってめんどくさそう、苦手、練習したくないがあって得なことを考えられないのでしょう。

では、この場合の得とは何なのか考えてみましょうか。

まず一つ目は上司にアピールできますよね。
やっぱり積極性があった方が目にかけてもらえる頻度も上がりますし、
社内イベントなので上司の立場も考えると立候補者がいた方が上司もやりやすいでしょう。

二つ目はですね。うちのエリアがちょうど今年に店長の技術テストがあるんです。そのテストにコンテストの一つ、スポーツ刈りも入っているんです。
どうせテストに向けて練習するんだからコンテストでバキバキに練習して仕上がった状態でテストを挑んだ方が合格率上がるじゃないですか。

三つ目は一つ目と似ているのですが、自分の立ち位置を明確にした方がこの先良いということです。
急に立ち位置と言われても困りますよね。
では立ち位置とは何かというとですね。
自分が何者で何ができるのかをアピールすることなんです。

今回の自分の場合で考えると、過去2回フリースタイルのカットコンテスト入賞者が今年のカットコンテストの唯一の参加希望者。
ここでワタクシ、カワシはですね。
今回の件も込みでエリアでのカットコンテストならこの人におまかせ枠になっています。
今回、予選がないので選考基準がありまして総合技術を持ち合わせた、かつ技術レベルの高い人なんですけど。
要は、参加が確定して全店に連絡がいった時に一緒に仕事をしたことがないスタッフにもカワシ店長の技術の高さが知れ渡っていくんですね。
この職業、技術を認められれば尊敬され、アドバイスを求められます。
それに対して誠実に応えると信頼もされます。
相談されやすい環境作りとしてはものすごくイージーです。
多くの方が思考停止しやすいのですが、店長という役職、立ち位置につけたらゴールではありません。
その中にもまた競争があるんです。

自分が店長達の中の1人に埋もれるのか、「〇〇に頼るならやっぱり〇〇店長だよね」と認められた方がいいのか考えた行動が今回のカットコンテストの立候補です。

まとめてみると本当に得しかないんですよね、今回のカットコンテストの立候補って。
なので、人って損得で考える前にめんどくさいが勝ってしまい、意外とチャンスを自ら捨てているのかもしれません。
これから先はめんどくさいと思った時こそ損得勘定するクセは身につけた方が良いというお話でした。
すぐに実践できることなのでやってみてください。

理美容界の生存戦略カワシでした。ではまた

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