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「もったいない」を言わせろ

今日は「もったいない」を言わせろというお話をしていきたいと思います。
日本に住んでいるなら当たり前ですが、勤労の義務があります。
これは国民が自らの勤労によって、生活を維持していく義務のことです。
自分で会社を起こしたり、雇われたりと働き方は色々ですが、大抵の人が働いていますよね。
美容業界で見てみますと美容師の多くは雇われている方が多いかと思います。
この雇用が多い美容業界の嫌いなところは技術者が安く見られているところです。
好き勝手に美容師を使って捨てられるという時代は昔からあって、国家資格なのに関わらず使い捨て労働者にされちゃうわけです。

美容師は国家資格の美容師免許が無いとできない職業なのにも関わらず、給料が安く、労働時間も長い、練習時間も必要となかなかに過酷な職業の一つです。
フリーランスという道もありますが、こちらも自己管理ができて、営業、集客を個人でやらなければならないので過酷な道です

そんな過酷で明るい未来がなかなか見れない業界なので、夢を見て入ってくる新人が現実を知り去っているのが現状です。
低価格サロンの方も人手不足が否めない状態で、30代から求人応募が来ればお祭り騒ぎです。
で、今いるスタッフの多くは4、50代で現状、人手は落ち着いているのですが、やっぱり人なので愚痴や文句は出てきます。
しかし、ただ愚痴や文句を言っているだけなら器の小さな人間です。

何が言いたいかと言うと、文句を言っている暇があるなら自分の都合が良くなるように結果を出して交渉をしろというのが今日のお話です。

先日、営業時間がテナントの都合で短縮することになりました。
営業時間が短縮ということは雇用時間も短くなります。
もともと他店舗より営業時間が長かったので営業時間が短縮されるのは願ったり叶ったりなのですが、勤務時間との調整で公休日数が減ってしまうんです。
公休日数が減るのは嫌なので、基本給は減ってしまいますが公休が二日多い雇用契約に変えるため、エリアマネージャーに相談をしたんです。
ただ、現店長たちで公休が多い契約で雇用されている人はいなく、店長はお店を管理するのが仕事だから基本の雇用条件ではならないみたいな暗黙のルールがありました。
そのため、「店長職が理由で雇用契約を変えられない場合は、店長職を辞しても構わない考えです」と伝えたんです。
そしたら、エリアマネージャーから「店長職自体が続けるのが困難で辞める理由として雇用契約の変更を言っているのか、雇用契約を本気で変える相談として店長職を辞することを言っているのか本心を聞きたい」と言われました。

もちろん、異例ではあるかもしれないが公休が多い雇用契約で店長職を続けたいと本心を伝えると、「なら、異例を作ってしまえばいい。店長が基本の雇用契約ではならないというルールは言ってしまえば10年ぐらい前の話だから今の時代に合っていない。時代に合っていないルールで君が店長職での実績を捨てるのはもったいないことだよ。ちょうど雇用契約を今の時代に合わせらるように見直すつもりだったからスタッフも合わせてテスト店舗として新しい雇用契約に変えてみないか?」と話が進み、新しい雇用契約で働くことになりました。

他にも、まだ男性の育児休業があまり認知されてなく取り組んでいる企業もほとんど無いときに育児休業の話をエリアでNo2のディレクターに相談しました。

美容業界というか社会全体で男性の育児休業はあまりいい顔をされないもの扱いでしたが、仕事よりも家庭を優先したい思いから店長職を辞して育児に専念したいと伝えました。
この時ディレクターからも「子供を授かるという喜ばしいことなのに、実績を捨てるなんてもったいない。実績を捨てずに子育てもできる方向を考えていこう」と言ってもらい、今も店長職をやりながら短命美容師の生存戦略を発信し続けています。

前例のない男性の育児休業への取り組み、新しい雇用契約のきっかけなど、
「もったいない」をまず言わせる仕事をしていなかったら起きなかったことです。

昔、店長を目指していたスタッフから目指すのを諦めますと言われた時、冷たいかもしれませんが「もったいないから諦めないでください」とは僕の言葉で出てきませんでした。
このスタッフは目に見えない努力をしていたかもしれませんが、評価の対象は目にみえる行動なんです。
あなたは「もったいない」という言葉を上司や周りのスタッフに言わせることができる仕事をしていますか?
確かに過酷で明るい未来がなかなか見えないかもしれませんが、「もったいない」を上司に言わせることができれば次の一歩の足元ぐらいは照らせるので、まずは実力で「もったいない」を言わせるぐらいの努力はしてみてから愚痴や文句を言って環境を自分から変えてみるのも悪くないと思います。

使い捨ての労働者でも「もったいない」を言わせることができれば少しは明るい未来が視えるよというそんなお話でした。

短命美容師の生存戦略 カワシでした。シーユーバイバイ!


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