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「平均点」を狙うな

今日は「平均点」を狙うなというお話をしていきたいと思います。
新年度が始まり、人の出入りがある季節からもだいぶ時間も経ちましたね。
夏が過ぎると一つまとまった感がある時期だと思います。
新人が入ってきたり、中途採用の人が入ってチームに馴染み活気が湧きますよね。
しかし、いいことばかりではないのが人と人の関わりです。
新人さんが入ってきたら研修で一から教えて、スタッフの人数として数えられるの何ヶ月後になることやら。
中途採用さんは能力がある分、クセがあるとチームにうまくまとまるのに時間がかかります。
そんなこんなでチームとしてはバタバタとした時間があったかと思います。
そこでリーダーとしてチームをまとめる時にここは押さえておいた方がいいよねってことを反省と自戒を込めて共有していきます。

「同じ接客」「同じ技術」がうまくいくとは限らない

店長として任されているお店の話ですが、そこはカット専門店なので少数精鋭での営業をしています。
一昔前まではルールを作って、みんなが同じような接客、言葉遣い、技術を提供してきました。
同一料金で提供するものに差があってはならないと思っていたんです。
しかしそうすると、人なので得意不得意が出てしまい、うまくいかないスタッフが必ず出てきます。
できるスタッフからはうまくいかないスタッフへの不満も出てくるようになります。
「なんでこんなこともできないんだよ」といった内容ですね。
うまくいかないスタッフは当然、おもしろくないので周りのスタッフの粗を探します。
そしてお互い見下し合ってチームとしては最悪になりました。
そんな状態では営業に支障が出てしまうのでやり方を変えてみたところ今はチームとしてうまくまとまるようになりました。
どう、やり方を変えたかというと、それは認め合うことができるチームづくりをすることです。
昔はみんなが同じ接客、技術で良いものをと平均点を提供することを意識していましたが、いまは妥協点を見極めて「得意不得意」を認め合って長所を活かせる環境を作ることにしました。
それには仲間の苦手なものを把握してまわりがフォローするいうことがとても大切なんです。

みんな同じようにできるスタッフが集まれば良いチームになるかというと答えはノーです。
今のチームは凸凹があるからこそまとまることができたと私は考えます。
この凸凹というのは人の得意不得意の事です。それをお互いが認め合って、不得意なところ、できないところをフォローし合うっていう方がチームとしてはまとまりました。

平均点を基準にしている環境では人は育たない

ここで一つ考えて欲しいのは優秀な人材ばかりが良いチームでしょうか?
人はついつい平均点を基準に物事を見てしまいがちですけど、平均点は優秀な人やベテランが多ければ当然上がります。
平均点に満たないものは見下される環境に新人を参加させようものなら、新人は何もできない状態で平均点を目指すことになるでしょう。

そして平均点を超えなければ一人前と認めてもらえないんです。
これでは絶対に新人は育ちません。平均点ではハードルが高すぎるんです。
では、平均点でなければ何を基準にすればいいのか?
それは、最低基準を明確にするということです。
先ほども言った通り妥協点を決めるんです。

平均点を目指すのではなくまずは最低基準をクリアーすればよし、そして得意なものをさらに伸ばして苦手なものは周りの人のフォローで成り立たせればいいんです。
その時に認め合えることがとても重要になってきます。
みんなが認め合ってフォローし合えば、みんなが安心して得意なものに取り組めるチームになります。
全員平均点のチームより味があり、まとまったチームです。

このチームづくりに一番大事なのは相手の得意不得意を知りそして認め合うことです。
「あいつ仕事できねぇな」ではなく、苦手ならフォローしてあげて相手の得意を活かすようにお互いの凸凹をうまくまとめられる環境づくりが、これからの働く世代が減っていく時代のリーダーとして大切なやるべきことになってきます。

リーダーからスタッフを認めてあげて凸凹があってもいいチームづくりをぜひしてみてください。応援しています。

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