![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/107100807/rectangle_large_type_2_e62dff257d0259fb974a67e2712e108f.jpeg?width=800)
仮想通貨に関連したChatGPT プラグイン{その10}
今回紹介するのは、
プラグイン名:sic
です!
![](https://assets.st-note.com/img/1685625010015-Lh7H77vtfR.png?width=800)
プラグインの基本情報
sicはEthereumネットワークの価格、アカウント、トランザクションを探索するための強力なプラグインです。ブロックチェーンテクノロジーとAIが融合したこのツールは、あなたの手元にリアルタイムのデータを提供します。
プラグインが提供する機能と利点
sicは、ウォレットのバランス確認、アセット価格の取得、コントラクトの分類、ENS名の解決、トランザクションのトレースなど、多岐にわたる機能を提供します。これらの機能は、ブロックチェーンの透明性とアクセシビリティを高めます。
プラグインの開発背景
sicは、ブロックチェーンの複雑さを解消し、ユーザーがEthereumネットワークを簡単に探索できるようにするために開発されました。このプラグインは、ブロックチェーンのデータを直感的に理解し、活用することを可能にします。
基本的な使い方
sicを使用するには、対象となるアカウントやアセット、トランザクションの情報をパラメータとして指定します。例えば、特定のアカウントのバランスを確認するには、そのアカウントのアドレスを指定します。
プラグインを最大限に活用するためのヒントとテクニック
sicの機能を最大限に活用するためには、Ethereumネットワークの基本的な知識が必要です。また、各APIのパラメータを適切に設定することで、より詳細な情報を取得することが可能になります。
プラグインの可能性と未来のビジョン
sicは、ブロックチェーンの未来を形成する重要なツールとなるでしょう。その高度な機能と柔軟性は、ブロックチェーンの新たな可能性を開くとともに、データ駆動型の意思決定を支えます。
取得可能な情報
以下に、sicプラグインの各APIとそれらが提供する情報をリストアップします。
query_account_balance_post
パラメータ: アカウント(ENSドメインまたは16進数アドレス)、時点、ブロック番号、資産価値の計算
取得可能な情報: アカウントのトークンバランス、各資産の価値(オプション)
query_asset_pricing_post
パラメータ: アセット(シンボルによる)、時点、通貨
取得可能な情報: 指定したアセットの現在または過去の価格、通貨、UTC日時
query_asset_pricing_historical_range_post
パラメータ: アセット(シンボルによる)、通貨、開始日、終了日
取得可能な情報: 指定した期間内のアセットの価格履歴、通貨、UTC日時
query_classify_contract_post
パラメータ: コントラクトアドレス、自然言語クエリ
取得可能な情報: コントラクトと標準インターフェース間の類似性スコア
query_resolve_ens_post
パラメータ: アドレス、ブロック番号、ブロック時間、チェーンID、ENS名
取得可能な情報: ENS名とEthereumアドレスの対応関係、ドメインの所有者
query_trace_transaction_post
パラメータ: チェーンID、トランザクションハッシュ
取得可能な情報: トランザクションの詳細なトレース(呼び出し、ログ、ストレージ、sha3操作)
上記の情報を組み合わせることで下記内容を分析することが可能になるようです。
トークンの移動履歴:
query_account_balance_postとquery_trace_transaction_postを組み合わせることで、特定のアカウントが過去にどのようなトークンを送受信したかを追跡することが可能です。
アセットの価格変動:
query_asset_pricing_postやquery_asset_pricing_historical_range_postを使用して、特定のアセットの価格が時間とともにどのように変動したかを分析することができます。
コントラクトの活動分析:
query_classify_contract_postとquery_trace_transaction_postを組み合わせることで、特定のスマートコントラクトがどのように使用されているか、またはそのコントラクトがどのような他のコントラクトと類似しているかを調査することが可能です。
ENS名の所有者追跡:
query_resolve_ens_postを使用して、特定のENS名の所有者が過去にどのように変わってきたかを追跡することができます。
これらはあくまで一部の例であり、sicプラグインを使用して得られる情報は、ユーザーの具体的なニーズや目的によります。
アセットの価格変動の出力事例
質問
SHIBとLDOについて直近3日間の価格を収集し、お互いに価格の上昇率を比べてテーブル形式で出力できますでしょうか?
回答
SHIB
2023-05-30: $0.000008738
2023-05-31: $0.000008694
2023-06-01: $0.00000851
LDO
2023-05-30: $2.181
2023-05-31: $2.159
2023-06-01: $2.085
これらのデータから、上昇率を計算します:
SHIBの上昇率
((0.00000851 - 0.000008738) / 0.000008738) * 100 = -2.61%
LDOの上昇率
((2.085 - 2.181) / 2.181) * 100 = -4.40%
したがって、直近3日間の上昇率はSHIBが-2.61%、LDOが-4.40%となります。この期間において、SHIBの価格の下落率はLDOのそれよりも小さいことがわかります。
上記をテーブル形式で出力してもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685627750765-nEmfNv8oFo.png?width=800)
このプラグインは、取得情報を組み合わせることで様々な分析が可能になりそうです。今後も継続してこちらのプラグインの活用事例を模索していこうと思います。
暗号資産業界で活用できるChatGPTの新機能などの最新情報配信する、@mori_ai03をフォローしてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?