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『すずめの戸締り』を観てきたよ

 「わたし、趣味は海外文学です!!」みたいな顔をしてnoteを書いているが、なんだかんだでミーハーだ。故に話題作は早めに見る!!

 そして話題がホットなうちに書こうと思ったので書く。筋書きに関して書くつもりはないが、見る予定のある人はここでお引き取り願おう。ネタバレで楽しみが減っちゃったら申し訳ないからね。

 とはいえ本格的なレビューではなく軽ーい感想文だ。私の文章は「よかったです😉」の嵩増しにすぎない。そんなのどうでも良いんだけどファーストインプレッションを残しておくのは有意義だ、何より楽しいよ!

【以下ネタバレ含む】


 ……


 どう?もう書いていい?



……ネタバレngの人は帰ったかな?



 いいよね?もう観た人か見る予定のない人、それかネタバレOKな人しかいないよね?


 はい、書いていきます。

 いやー、かなりジブリってましたね。国民的アニメ映画のポジションを期待されるとジブリっぽくなるのでしょうか?おそらく意図的なものだと思います。オマージュ、、、は言い過ぎだが、演出は影響を受けていると思います。

 それゆえに、別人なんだからむやみに比較するものではないが誰がポスト宮崎駿的立ち位置をゲットするのかな?と要らない妄想が頭の中をぐるぐる駆け巡り、映像に集中できなかった。

 あと、椅子のアクションが動物番長そっくりだった。

 え?知らない?不遇の名機、NINTENDOゲームキューブの名作よ。立方体の組み合わせで表現された”ドーブツ”たちがカクカクカタカタ走るのよ。椅子草太がそっくりなのよ!!

 それが気になって内容が頭に入らないのよ!!!

 あと、アルファロメオへの愛が強かったね。

 作劇のセオリーに「チェーホフの銃」なんてのがある。

「誰も発砲することを考えもしないのであれば、弾を装填したライフルを舞台上に置いてはいけない。」

 ストーリーに持ち込まれたものは、すべて後段の展開の中で使わなければならず、そうならないものはそもそも取り上げてはならない。

 というものだ。私も詳しくないので興味がある人はググってほしい。というか前段はレポートに悩む底辺学生の味方、Wikipediaからの引用だ。

 まぁつまり、私が言いたいことはひとつ。作中で登場したアルファロメオは、故障しなければならないのだ。

 今作はその点優秀であった。

 草太の友人である芹澤朋也が駆る、アルファロメオをモチーフにしたであろうスポーツカーは、ルーフが閉まらなかったり、脱輪してドアが吹っ飛んだりと八面六臂の大活躍、裏の主人公とも言っていいだろう。

 次はどのパーツがイカれるか楽しみで楽しみで仕方がなかった。そわそわして物語に集中できなかったよ!!

 ロクに内容に触れずに終わる。

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