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24曼荼羅とその周辺の記録

24曼荼羅(不死MANDALA) 

2021/4/28-29
平沢進+会人
サポートドラム:ユージ・レルレ・カワグチ


チケットを取った時は大阪が全国で一番コロナ感染者が多くなるとは思っていなくて(緊急事態宣言下のフェスティバルホールは4/28-29を除いて軒並み延期)、そんな中開催してくれたことに、本当に感謝しかないです。


1日目

FCチケット落選のため、配信で参加。
登場前の語りの部分でまずゾクゾクする。会人を引き連れて平沢さん登場。なんと、みんなで叩くんかい!(平沢さんドラムも叩けるのね、似合ってないけど。)まぁ「どんな手を使ってでも達成するからな」と仰ってたしな。論理空軍×ドラムとTOWN-0 PHASE-5×ドラムが特に良かった。空軍は初日だけだったし生で聴きたかったー!スノーブラインドでぴったり200,000打とはレルレさん、なんという職人芸。

平沢さん、自分の曲をアレンジするのがとても上手いなーと改めて。原曲にないドラムパート=打数ボーナスタイムが違和感ないどころか、逆に原曲だと物足りなさを感じてしまうくらいに。。。

Amputeeガーベラでは歌詞通り星を飲むパフォーマンス。初め水かと思ったら星(小さい電球?)だった。口をつけたペットボトルを客席へ投げ込むなんてこのご時世できない事を、普段なら絶対そんなことしない人がやる面白さ。遮眼大師では巨大な棒を振り回しながらマントラをぶっ放つ。というか67歳が顔を隠した3名従えてライブしてる時点で面白かったわ。数年前に会人をこの風貌にしたのって壮大な伏線!?

アンコールが一番声が伸びきっているって何なの…。ここでkingdomを持ってくる優しさ。そしてBeacon好きすぎる。新譜楽しみすぎてどうしよう。


2日目

【道中】

大阪の街を観光するつもりは無かったのでホテルチェックインに合わせて現地入り。新幹線は空いていて、名古屋でそこそこ人が降りたらもうほぼほぼ乗客がいない。ホテルの最寄りに着くと本降りの雨で少し寒いくらいだった。温泉付きのホテルだったので、チェックイン後ひとっ風呂浴びる。

開場時間に合わせてフェスティバルホールへ向かう。ライブハウスではなくお上品なコンサートホールという感じ。4列目だったので目星をつけて席に近づくと番号が合わない。あれ、あれ、と挙動不審になりながら座席番号を見つけると、なんと最前列!!!こんなに近くで見るなんて初めてでテンションあがる。そして客入れBGMが不穏すぎる。


【liveの感想】

昨日と曲順が変わり、TOWN-0 PHASE-5から。こちらも出だしが最高。空転Gと脳動説が好き、というかこの2曲は同じアルバムだし何だか同じようなにおいを感じるので続けてやってくれて嬉しかった。

配信ではレーザーハープの光がよくわからなくてハエを振り払ってる人みたいだったけど、現地では綺麗に見えました。特に起動した時の光の広がりが綺麗。客席に手のひらを向けるから、緑の光を掴んだり手から出してるようにも見えてかっこよかった。

ラスト、240,000打に向けて皆で手拍子した時すごく楽しかった。声を出せないから手拍子するしかなくて、皮肉にも(?)一体感が生まれてた。会人SSHOがドラム台に上がって観客を煽り、最後の一打という時にレルレさんを羽交い締め、平沢さんが脇から掻っ攫う。しかも普通に叩くのではなく赤いガムテープを落下させるという意外性で。「えっ?」ってなってたよね。私は完全にカウント数に気を取られていたけど、配信ではガムテープをこっそり仕込む平沢さんの様子が見えていた。後から考えると以外でも何でもなかったわ、この人そういう人だった。

コロナ禍の今ってディストピアっぽいし、核Pの超攻撃的なやつやってくれないかなーと思ったけどリリース当時のメッセージと現状はちょっと違うか、と考え直した。


【その後】

24曼荼羅が終わると雨はやみ、翌日は晴天。川沿いのカフェでお茶して歴史ある建築物を見ながら散歩。帰りは飛行機にしたので、伊丹空港近くの飛行機観察スポットへ。ただの土手なのでもし悪天候だったら行けなかった。真上を飛んでく飛行機は迫力がすごい。こんなに近くで見るのは最初で最後かもしれない。住宅街からも割と大きく見えるし、その分騒音も大きかった。


もうすぐ1週間になるけれど今のとこ体調はすこぶる良いです。