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【ライブ備忘録 No.265】 折坂悠太 らいど 2023 @ 脇町劇場 オデオン座 [23.07.15]

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折坂悠太
らいど 2023
@ 脇町劇場 オデオン座 [23.07.15]

01 - 爆発
02 - あけぼの
03 - 窓
04 - 夏が来た!
05 - トランポリン
06 - 道
07 - 朝顔
08 - ボーン
09 - 逢引
10 - 茜
11 - トーチ
12 - 夜学
13 - 光
14 - さびしさ

EN - 男はつらいよ

WE - 芍薬


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【Instagram 感想】2023.07.16


20230715
『らいど 二〇二三』

また今回もスレッズで書いてるように、思いのままに徒然と。感想を此処に留めておきたい。ツアーなので恐らくネタバレあります。以後行かれる方は読まない方が良いかと思います。
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折坂悠太を観に、徳島まで行ってきた。美馬市という、徳島市から車で西に1時間ほど走ると現れる、脇町という山に囲まれた町。会場はオデオン座という、昭和9年に芝居小屋として建てられた趣ある場所。亡くなったじいちゃんと同じ年で郷愁を感じる。一度は老朽化で取り壊しが決まっていたが、映画『虹をつかむ男』(山田洋次監督)の舞台になり文化的価値が見直され、無くならずに今日に至る。そんな場所・空間で観られるなんて。何だかとても有り難かった。

オデオン座の中は、2階建てで丸い提灯たちが並んでて如何にも芝居小屋、という様な感じ。座布団の敷いてある1階の真ん中あたり、小汗掻きながら開演を待ってたら知ってる声がする。まさかのねぎとしファミリーと遭遇。ここ徳島よな??と思う程の嬉しい偶然。今回はひとり旅だったから、旅先で友人に会えるなんて。少しの心細さも一瞬で晴れた。

今回のツアーは独奏。折坂君本人も語っていたけど、メジャーではない都市・町を巡っている今回の行程。前回(2年前)に観た 心理ツアー(重奏)とは違う楽しみ方が出来て嬉しかった。
MVが公開されたばかりの あけぼの、とてもタイムリーで贅沢な気分。窓〜夏が来た(キャンディーズのカバー)〜トランポリン(新曲)〜道 の流れは、会場の冷房が吹き抜けてたのも相まって涼やかに聴けて心地良かった。MCでは観たことの無かった『虹をつかむ男』を開演前に観たらしく、映画の舞台でその映画を観るという体験が不思議だった、と話してた。そして男はつらいよ、寅さんが各地でその場所に留まらない様を想って書いたのが「道」と言ってた(様な、うろ覚え)。以前映画館に勤めていたとも話してた。後半の夜学は吉田寮から"オデオン座七・一五"と、唄ってくれたのも嬉しかったな。アンコール、男はつらいよのカバー。僕は男はつらいよ観たことないけど、冒頭の口上は力強くこの場所で観れたのは良かったな、と思った。ダブルアンコールは芍薬。演奏後に感極まって大拍手。あぁ観れて良かった。帰りにめめliveのCDにサインを頂いた。帰り道は地元の風景のような緑の深い夏空で懐かしい気持ちに。徳島まで来てよかった。



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