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「更新めっちゃさぼってた」231102摂取コンテンツ日記

タイトルの通り更新をめちゃくちゃさぼっていましたので、項目が多くなっています。なぜ人は猫を見ると猫なで声になるのでしょうか。


堀越耕平『僕のヒーローアカデミア 39巻』集英社

お茶子ちゃんとヒミコちゃんの戦いに決着がついたというか雨降って地固まるというか、ほかの戦闘が主に力同士のぶつかり合いであるのに対して、この戦いだけは感情のぶつかり合いの割合が高かった。最終決戦がずっと続いており、作中の時間の進みがとても遅くなっている。35巻あたりから3時間もたっていないんじゃなかろうか。先が気になりつつ、もう次で40巻の大台に乗ることに驚く。もうそんなにか。

三津田信三『そこに無い家に呼ばれる』中公文庫

家三部作の最終巻を読み始めた。前巻にあたる『わざと忌み家を建てて棲む』の終わり方がなんか突然全部が謎のまま終わったことにびっくりしたというか、なんとなく消化不良な感じだったので。今度こそは! と期待している。相変わらず表紙が怖い。今はまだ最初の手記を読み始めたところ。家シリーズはどれもこの体験記の部分が一番不気味で楽しい(と、毎回書いている気がする)。失速を感じていた導入・作者がやたら怖がるパートも、こう何度も読んでいるとその楽しみ方がわかるようになってきた。あれは物語を楽しむものではなくて、列挙されるホラー映画・ホラー小説を知識として楽しむ部分なのですね。

ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』早川文庫

シャニマスに登場するユニット「ストレイライト」の元ネタになっているとのことで読み始めた。本当は新しいゲーム内イベント「Wintermutre,dawn」を読み始める前に本のほうを読み終えたかったんだけおd、普通にゲームやっちゃってシナリオのほうを読み終えてしまった。この「ウィンターミュート」という人工知能が本書に登場するらしいと聞いて読み始めたのに、ウィンターミュートすらまだ出てきてない! 

でもめちゃくちゃサイバーパンクで楽しい。きっとこの本に書かれている都市の夜は昼間と同じくらいまぶしいんだろうな。表紙もかっこいい。主人公も捨て鉢だけどハードボイルドな感じでよい。

佐藤究『テスカトリポカ』KADOKAWA

暴力! 命の軽さ! 呪術! 宗教! などの要素が詰まっているらしいと聞いている小説。まだ読み始めだからよくわからないけれど、面白くなりそうな予感はある。表紙の不気味さもよい。テスカトリポカは神様の名前とのこと。ラテン系の神澤ってそういえばあんまりよく知らないな。ついでに調べてみると楽しいかもしれない。

いがらしみきお『誰でもないところからの眺め』太田出版

ダ・ヴィンチ・恐山がオモコロでホラー漫画として紹介していたのが気になって読んだ。著者のあとがきやいろんな乾燥コメントを読んで初めてこの漫画がどうして怖いのかを理解できた気がする。人格は言葉によって構成されており、じゃあその言葉を失ったとき人格はどうなるのか、消えてしまうの? でも体はまだ生きているよね、その体はどこへ行くの? という話……だったような……たぶん、半分も内容を理解できていない気がする。上にあげたサイトにはインタビューがあるとのことで、これから読んでくる。

映画「犬鳴村」

ものすごく怖い映画だと思って見たんだけど、そうでもなかった。最近ホラーに関するコンテンツ(映画、小説、ゲームなど)に触れすぎて、怖いものに耐性がついてきてしまったかもしれない。フィクションとわかっているから怖くないのであって、お化け屋敷はまだ怖いだろうか。富士急のお化け屋敷行ってみようかしら。富士急ってどこ? 富士ってついてるから静岡か。

思っていたよりも全体的に作り物感が強く感じた。じゃあなんならお前は満足するんだ!? と聞かれても困ってしまう。現実で怖い思いしたいわけじゃないし……。

ゲーム「リバース:1999」

ソシャゲ。ストーリーはなんか世界観の作りこみが強すぎるというかとっつきにくいというかよくわからないけれど、キャラデザがとてもいいのでやっている。

進捗はこんな感じ。かなりガチャ運がいい。かわいい女の子だけでなく無機物のキャラも多く、特にこの「ナイト」が気に入っている。

宙に浮いたマントと剣、甲冑の腕の部分が表情豊かに動くのがかわいい。本体がなくても喜怒哀楽くらいは分かるんだからボディランゲージはばかににできない。以外に渋い低い声もよい。声帯がないのに声があるのは気になるけど。

シャニマス以来、ソシャゲに使われるイラストのクオリティがものすごいことになっている気がする。いい絵だね……。

その他日記

EASTWARDがなんだか終盤の雰囲気を醸し出してきているが、どうなんだろう。今は第5章を進めている。何章まであるのかな。

電子書籍の不便なところは、本の厚さがわからないところ、だから今自分が読んでいるのは全物語のうちどのあたりに位置するのか感覚的につかめないところだ。もちろん今読んでいるのが全体の何パーセントに当たるのか、残りのページ数なんかも出てくるけど、この部分に関する体験は物理本の圧勝だと思う。残りの紙が少なくなった時の寂しさを味わいたい。

そんなかんじ。じゃまた。

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