【考察】令和の若者が「一般人のライブ配信」にハマる理由

【まなび】

いじめられている、ひとりぼっち、友達が少ないけど
構ってもらいたいという人に需要がある?

打開策:トップライバーではなく中の下のライバー配信を閲覧(D帯やC帯)

理由:
10~20人程度の人数が集まる配信枠で行われている
ライバーの特性や会話内容は勉強になるのでは?

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頻繁課金ユーザー;年齢層の高い男性

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◆リスナー心理
配信者は基本的に無視しない。すべてのコメントを拾ってくれる。
→無視されていないという安心感

ライブ配信の世界に存在する「ちょうどいい距離感」
同じ時間の中で一緒に過ごせる存在を確かめることで「一人じゃない」と認識できる
→バーのマスターやスナックのママ

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◆2つの動向
・個人的嗜好視聴の加速(メディア視点)
・エンゲージメントの活かし方の行方(マーケティング視点)

詳細:個人的嗜好視聴の加速

テレビのようにみんなが同じものを視聴するスタイルから、
自分だけが好きなコンテンツを見るスタイルがどんどん加速
台本や構成もない中でなんとなくしゃべるだけの
一般人のライブ配信であるということが注目ポイント
大人たちが時間と予算をかけて作った
ハイクオリティなコンテンツよりも、
一般人の「今」を配信するUGCが好まれている

詳細:エンゲージメントの活かし方の行方

絶大な信頼を得る人気ライバーが紹介すると、
どんなジャンルの商品でも大ヒットしてしまう
中国ならではのネット通販の力の強さや、
不信感のなかで信用を求める欲求度の違いなどが影響
強いファン関係で結ばれたコミュニティを活用して
商品を紹介しプロモーションに活用することも可能

◆その他
「寝落ち枠」:夜中のモヤモヤや寂しさを共有し合うことで癒されている
「勉強枠」:「試験が近いという不安」や「退屈な英単語の勉強」などをシェアすることが楽しい

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【参考文献】
“投げ銭”だけじゃない。令和の若者が「一般人のライブ配信」にハマる理由
https://agenda-note.com/customer/detail/id=2628

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