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【書籍版】おすすめコンテンツと 「読む練習 ブッククラブ」

"超リアルトーク" ポッドキャスト番組 Replicant.fm のお約束コーナー「おすすめコンテンツ」やエピソードのなかで登場した書籍をまとめました。

出版時期やジャンルもバラバラ、現代における最後の贅沢「人力レコメンド」のランダム性を楽しみつつ、新たな1冊を見つけてみてはいかがでしょうか。

社会・政治›社会学

路上のギター弾き、夜の仕事、元ヤクザ…人の語りを聞くということは、ある人生のなかに入っていくということ。社会学者が実際に出会った「解釈できない出来事」をめぐるエッセイ。

やりがいを感じずに働いているのはなぜか。ムダで無意味な仕事が増えているのはなぜか。社会の役に立つ仕事ほどどうして低賃金なのか。これらの謎を解く鍵はすべて、ブルシット・ジョブにあった―。ひとのためにならない、なくなっても差し支えない仕事。その際限のない増殖が社会に深刻な精神的暴力を加えている。証言・データ・人類学的知見を駆使しながら、現代の労働のあり方を鋭く分析批判、「仕事」と「価値」の関係を根底から問いなおし、経済学者ケインズが1930年に予言した「週15時間労働」への道筋をつける。ブルシット・ジョブに巻き込まれてしまった私たちの現代社会を解きほぐす、『負債論』の著者による解放の書。

社会・政治›政治

ここ数十年間、わたしは何千もの人々に、貧困、人口、教育、エネルギーなど世界にまつわる数多くの質問をしてきた医学生、大学教授、科学者、企業の役員、ジャーナリスト、政治家―ほとんどみんなが間違えた。みんなが同じ勘違いをしている。本書は、事実に基づく世界の見方を教え、とんでもない勘違いを観察し、学んだことをまとめた一冊だ。

エンターテイメント›演劇・舞台

視聴者を魅了するために必要な「ストーリーテリング」とは何か?ドキュメンタリーを構成・編集することが嘘にならないためには?優れた作品の分析をすることで何がわかるのか?どの段階でどのように全体像を考えれば良いのか?対象のリサーチに必要な倫理とは何か?編集や台本はどのように作るべきか?ドキュメンタリー作家、物語創作者、ジャーナリスト志望者、報道番組関係者必携の一冊!

エンターテイメント›音楽

ポップ・カルチャーに何が起きたのか―。Lady Gaga、Rap Music、Spotify、Netflix、Marvel、Game of Thrones…世界を変えた“黄金の10年”を総括。日本の文化受容に警鐘を鳴らし、来たる2020年代を展望する、過激にして濃厚なポップ・カルチャー論。

文学・評論›SF・ホラー・ファンタジー

物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入を引き受けた彼を、科学的にありえない怪現象“ゴースト・カウントダウン”が襲う。そして汪森が入り込む、三つの太陽を持つ異星を舞台にしたVRゲーム『三体』の驚くべき真実とは?本書に始まる“三体”三部作は、本国版が合計2100万部、英訳版が100万部以上の売上を記録。翻訳書として、またアジア圏の作品として初のヒューゴー賞長篇部門に輝いた、現代中国最大のヒット作。

天の秘密は円のなかにある―円周率の中に不老不死の秘密があると聞かされた秦の始皇帝は、五年以内に十万桁まで円周率を求めよと命じた。学者の荊軻は始皇帝の三百万の軍隊を用いた驚異の人間計算機を編みだす。劉慈欣『三体』抜粋改作にして星雲賞受賞作「円」、貧富の差で分断された異形の三層都市を描いたヒューゴー賞受賞作「折りたたみ北京」など、ケン・リュウが精選した7作家13篇を収録の傑作アンソロジー。

文学・評論›文芸作品

香港ミステリー界の新鋭が描いた、警察小説の傑作。

文学・評論›エッセー・随筆

「マイブーム」「ゆるキャラ」など新語を生み出し、それまで世の中に「なかった仕事」を企画、営業、接待も全部自分でやる「一人電通」という手法で作り続けてきたみうらじゅん。アイデアのひらめき方から印象に残るネーミングのコツ、世の中に広める方法まで、その驚きの仕事術を丁寧に解説。糸井重里さんとの対談も収録。

合法化にいたるまでのアメリカの歴史といまを追った、前代未聞のノンフィクション!

机の引出しの中に爆竹がギッチリ詰まっている弟、飛行機の中で腕立て伏せを繰り返す父親、毎朝コーンフレークに養命酒をかけて食べるバアさん、週に3日は揚げバナナ入り雑煮を作る家政婦「秀吉」、トランシーバーでしか話せない風戸君…。板谷家は毎日がお祭り騒ぎ!これぞ、「バカのディズニーランド」!常識を超えたモンスターが繰り広げる爆笑エピソードの嵐!西原理恵子との最新対談「その後の瞬発力」も収録した、究極の激笑コラム集。

文学・評論›評論・文学研究

正しい答を求めるばかりが「理科」だろうか?鳥肌は顔と足首にはできない。醤油は凍らない。卵は塩水にも砂糖水にも浮く。昇りのエレベーターの中でジャンプすると体が少し浮く。タンポポの綿毛は233本ある。温泉を煮詰めたら塩が残った…。そんな身の周りのできごとへの疑問と感動から「理科」は始まる―。現役女子中学生が見つけた「不思議」をぎっしり詰め込んだ仰天レポート集。

科学・テクノロジー›生物・バイオテクノロジー

哺乳類の起源と進化を解き明かす。母乳・セックス・子育て・体毛と内温性・歯と骨・感覚・知能。哺乳類はどこから来て、どのようにわれわれの姿になったのか?進化の謎を解く最新研究を満載した決定版・哺乳類入門!

人文・思想›心理学

『ヒトはなぜ神を信じるのか』『性倒錯者』の著者によるエッセイ集です。前2作の話題に加え,次作のテーマである「自殺」のエッセイも入っています(次作も小社翻訳予定です)。ゲイで、無神論者で、心理学者である著者が幅広い話題をユニークな視点から語ります。

スポーツ・アウトドア›スポーツ

運動と疲労に関する最新の科学知識を解説。疲労を理解するための視点を整理し、疲労のメカニズムや栄養からみた疲労を取り上げる。

猪木の闘魂を継承し、猪木に才能を認められた男は、猪木が新日本へ送り込んだ刺客の相手に選ばれた。1999年1月4日、東京ドーム。橋本は誰と闘っていたのか―。「破壊王」を破滅に追い込んだ、プロレス史上最大の事件。ついに明かされる黒幕の正体!

スポーツ・アウトドア›登山・ハイキング

ウルトラライトとは、なにが必要で、なにが不必要なのかを見極める作業です。ここには、なにか革新的なことが書かれているわけではありません。
ごくあたりまえのことが、ごくシンプルに書かれています。読み進むほどに、あれも買わなきゃこれもしなきゃと混乱ぎみだった頭のなかが、すっきり整理されていくことでしょう。

旅行ガイド・マップ›国内旅行

説明なし。

Kindle本›ノンフィクション

ハッピーエンドは欲しくない。
僕が本当に書きたかったのはこの一文だけなのだけど、その意味を正確に伝えるためには、気が遠くなるほどたくさんの言葉で修飾しなければならない。深夜ラジオ、市立図書館、インターネット、プログラミング、コンビニ夜勤、工場派遣、零細、大企業、ITベンチャー、西成、自立支援センター、アジア放浪、ハマータウンの野郎ども、セルフパブリッシング。幾層にも重ねた言葉たちは、いつしか物語になっていく。それはとてもありふれた話だ。起承転結もなければドラマもない、どこにでも転がってる、道ばたの石ころの話だ。だけど僕はこの物語を出版しよう。どんな文豪にも決して書けない、僕自身の物語を。※このお話はたぶんフィクションです。実在の人物や団体とはあんまり関係ありません。

「ブッククラブ」つくっちゃう?

すべてピックアップすることはできませんでしたが、改めてみると本当にバラエティ豊かなラインナップですね。このまとめを作っていて気付きましたが、私自身まだまだ読めていない本が多いのも事実です。

本を読む機会を増やすため読書会に参加することもひとつの手かもしれませんがすこし堅苦しくてノリがあわなそう・・・。

というわけで、場所に縛られずもっと気軽に参加できて、ある程度クローズドでちょっとヒップな「ブッククラブ」を作ってみたいな〜とボンヤリ考えています。

まだなにも決めていないですが、もし興味あればDMでもなんでも連絡くださいませ。新しい年に新しいことを始めたくなるのは、たぶんみんな一緒のはずです。笑

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