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1of1にみる「SHINeeらしさ」の秘密



あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~(←あんよをけがして踊れないかわりに、目をめいっぱい見開いて愛嬌ふりまくおぬをみたおじさんの感想)。


さて、われらがしゃいに。1of1活動も好調のようでよかったです。ちょいダサ初期90s風と、これまでにないパロディーチックなコンセプトで「攻めている」ようでありながら、なぜか非常に安心して「SHINeeらしさ」を楽しめる曲に仕上がっています。なぜ?楽理的に答えは簡単…

1of1はPeplayに近い構造となっているため、です。

そこで遊んでみたのがこちら↓の音源(註1)。


(※すみません、埋め込みがうまくいかないようで、音源再生できないようです…→こちらへ

細かい説明は音源の説明を見ていただければと思いますが、Peplayのメランコリックな要素である「Fm」の和音をとって、よりシンプルに明るくしゃれた感じを強くしたのが1of1。ビジュアルコンセプトやリズムの違いから、異なる「棚」に入れそうになる2つの曲ですが、メロディーと和声を見ると似通っています(註2)。

今回非常に、「安定したSHINeeらしさ」を感じさせてくれるのは、彼らの余裕のパフォーマンスはもちろんですが、楽曲面でのこうした「らしさ」の寄与するところも大きいのではないかと思います。

他の曲にそうした「らしさ」の隠し味が含まれていないか、これからアルバムもじっくり楽しみたいと思います(うちにはテミソがきたお!)。

ところで、アルバム曲も、どれも素敵なのでイチオシをあげられないのですが、ラストに日本のアイドル御用達のエリック・リボム提供曲をもってきている点に、面白さを感じました。リボムさん、ちょっとK寄りにカスタマイズしてる感じなのかな?


(1of1のキー君って寅さんリスペクトですよね?)


註1:おそらくマッシュアップ動画などもばんばんあがっていると思いますが、おぢさんである私にはそんな技術はないので、オーソドックスな素人打ち込み芸を披露させていただいております。

註2:音源の説明でも書きましたが、1of1とは正反対に、Replayのメランコリーをより強調して「悲しみ」の表現へと展開させたのが日本語曲Baby Blue~♪の「君のせいで」と考えることもできます。


他方で、実は1of1とかなり似た和声の曲として、少女時代のPartyがあげられます。さっぱりとした1of1に対して、こちらは明るさのなかにしっかりと情感を入れ込んでいるのが面白いです。和音の違いは音源の説明をご覧ください。



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