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神様になった日 #7 ぎりぎりレビュー

こんばんは。
中野区も寒くなってきました。

次回放送まであと一時間、ぎりぎりのレビューをしたいと思います。

放送後のTwitterの反応を見るに「ようやく話しが進んだか」
という視聴者のコメントが印象的でした。

大きな物語の展開が見えたのは、確かにこの話数の気がします。
これからのストーリーに期待が高まります。

今回は7話で反響があった卵を割る作画…
映画の内容をメインに語りたいと考えています。

1・映画の元ネタ

だーまえファンなら一発で気付くと思いますが、
この映画のストーリーはkey+Lia Best 2001-2010というアルバムの「karma」という曲が元ネタになっています。

「karma」については以前の殺伐RADIOでもボーカルであるLiaさんが話されている様にかなり気に入られている楽曲なようです。(第3回殺伐RADIO)

(C)VisualArt's/Key (C)VisualArt's/Key/Angel Beats! Project

私もこの曲はかなり好きです。
歌詞の頭、不器用さを表す比喩として「卵さえも上手く割れない」でも世界を救う能力がある。
とても世の不条理さを感じられて好きなフレーズです。

そして、卵の神作画。
毛先まで意識された作画に私は圧倒されました。
1コマで動かしているカットもあり、アニメーターさんの熱量を感じました。卵を割るカットで人生で初めて泣いてしまいました。

ひなが音程をはずして歌っていた曲も、この楽曲のAメロです。
まだ聞いたことない方は是非一度聞いてもらいたい1曲です。
Liaさんのボーカルがばっちりハマっています。
歌詞自体も物語性がつよく、映像が思い浮かぶ詞になっています。
特にラスサビの「卵は割れなくたっていい、いくつでも僕が割るよ」がずしっときます。

そして曲のラストは、ヒロインを助けるために、神をも恐れず立ち向かう主人公の姿が浮かびますが、これが本作に通ずるのでは…と少し予感させますね。

こういった麻枝准さんにしかできない作品が「神様になった日」のポイントな気がします。

2・ひなの正体

なんと7話後半で鈴木たちのシーンにカメラが映ります。
サクサクと調査が進み、ひなが興梠博士との関係が垣間見えました。

博士がなぜいなくなり、なぜひなは陽太の前に現れたのでしょうか。
謎が深まるばかりです。

3・最後に

「展開が遅い」
と感じる視聴者が多いようだが、逆に考えてほしい。
作品ごとで展開の速さは統一しなければいけないのかと。
飽きられるつくりをするのが悪いといえばそうなのだが、
全話数を見ていない段階でその判断をするのはいかがなものかと思う。
(かくいう私も、1、2話のレビューで展開の遅さを指摘してますが・・・。)

人間は基本的に相対的にしか考えることができない生き物なので、難しいところである。最近の作品と比較すると展開が遅いと感じるのは致し方ない。

なので、これからのレビューではそのことは指摘しない。
全話見た段階で考えればよいのだ。



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