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未来に備えるためには。予兆と伏線、逆の視点。

未来を生きるための教養を得るには、どうすればよいのでしょうか。
「池上彰 著<おとなの教養3>より」


未来に備えるには何が必要なのでしょうか。
不透明で不確実なものに対して、大局的な見通しをもつことは可能なのでしょうか。
過去の経験や失敗から学ぶことができれば、突然の出来事が起きたとしても対応することができます。
それが未来に備えるということです。
過去の経験や失敗と言っても、自分一人が経験できることには限りがあります。
しかし歴史を紐解けば、人類は膨大な経験と失敗を積み重ねたことがわかります。

過去の歴史に学び、それを未来に生かしていく。
では、どうすれば過去からの学びを、未来に生かせるようになるでしょうか。

2つのポイントを説明します。

⑴大きな変化をもたらした出来事の予兆や伏線を見つけること。

過去の歴史を振り返り、大きな変化をもたらした予兆が何であったかと考えることは、その次の予兆を発見する力を養ってくれます。
よくできた推理小説やミステリー小説を読むと、犯人を特定する伏線が張り巡らされています。
読んでいる最中にはそれに気づかないかも知れません。
でも、最後に犯人がわかったあとで、もう一度読み返すと、確かに伏線が張ってある。
歴史にも同じことが言えます。
その意味で、歴史をミステリー小説のようにとらえてみることは、未来の出来事の予兆や伏線に気づく嗅覚を養うトレーニングになるのです。

⑵もう一つのポイントは、逆の視点で考えてみること。

例えば、ガソリン車からEVへの転換をどう読み解くか。
電気自動車への転換はガソリン車の技術では遅れをとっていた中国にとってはチャンスです。
電気自動車であれば、どの国もゼロからのスタートの競争なのです。
他方で日本の産業界に与える影響は計り知れません。それは自動車の部品産業です。
一説によれば電気自動車への転換によって、約3割の部品がいらなくなるという説もあります。
ここで、逆の視点で考えてみましょう。
電気自動車ならではのリスクはないか、ということです。
たとえば、日本では豪雪のために自動車が立ち往生してしまう事態がニュースになりました。
電気自動車だとバッテリーが底をついたらアウトですが、ガソリン車であれば暖房でかなり長い時間をしのぐことができます。
仮にガス欠になっても携行缶で給油できます。
そうすると今度は、長時間の立ち往生にも耐えうるような電気自動車を作ることにイノベーションのチャンスが生まれてきます。
ある出来事を逆の視点から考えることは、未来への想像力を鍛えることにもつながるのです。

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色々な物事を色々な視点~予兆や伏線、逆の視点~で観てみることが大切なんだ、と感じたら、次は何をしたらよいでしょうか。
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