フジロック後記。スネイルメイル編

昼に会場に着いた私は
空きっ腹にコシヒカリビールをキメ
オレンジレンジを見ながら
「パンティーナってなんだよ」と
ブツクサ言いながらテントを立てに
キャンプサイトへ一時帰宅。
ここでビールの威力を目の当たりにする。

「早く我が住まいを立てないとスネイルメイルが見れない…」と
冷や汗混じりの涙を流しながら
炎天下の中テントを急いで立てた私は
フラフラになりながら急いでホワイトステージへ。

人混みの中、ズケズケと前の方へ進む!
スペースがライジングインパクトのように見える!見えるぞ!

サッカー部で学んだスペースの見つけ方がここで生かされるとは・・・!

ここでもコシヒカリビールの魔力が
発揮されたようだ。

今宵のスネイルメイル嬢は
ご機嫌ナナメなようだった。

音響さんに向けて、ギターとベースの
音を上げてくれとしきりにお願いしていた。
曲中にも関わらずメンバーにチューニングを直させていた様子。(友達談)

不機嫌なスネイルメイル
僕の汗のスメルに気が滅入る

という僕の中の謎の低俗ラッパーが
出現するほど気持ちよくなっていたのも
束の間、最後の曲へ。

イントロを聴いた瞬間鳥肌が立った。
デビューアルバムの2曲目「Pristine」

「今日の音響さんとは馬が合わないし
メンバーのチューニングが合ってないから気分は最悪〜♫
でも苗場は気持ち良いし、この曲で
盛り上がってくれる客は最高だよね〜♫
最終的に音響さんとメンバーも理想な音作ってくれたし
私って恵まれてるし、人に感謝しなきゃね!」と脳内和訳されたのもコシヒカリビールの魔法か…

曲をやるうちに曇りがちな
スネイルメイル嬢の顔が
苗場の天気のように晴れやかになり
お嬢は最高の笑顔で会場を後にした。

#snailmail  
#fujirock

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