【感想】夏祭り回がまじでわんだふるすぎた【わんぷり】【プリキュア】
(再)なかよし=対等であるのか
わんぷり1話放送時、この作品におけるなかよしってなんなんだろうねというnoteを書きましたが、EDも変わって本格的に後半戦入るこのタイミングで改めて。
悟のエゴ(恋心は対等になれないのか)
今回、悟がいろはに対して恋愛意識を向けていることが描かれました。
同時にいろはは“みんななかよし”を目指しているのであって悟には決して特別な思いは抱いていないのだという悲しい事実も突きつけられます。
要するに、悟といろはの恋愛関係が結ばれようものならば、それはいろはが目指す“みんななかよし(対等)”からは遠ざかってしまうということなのです。
ですが、それはあくまで悟自身の憶測であって、いろはがそう言ったわけではないので、恋を打ち明けないことは悟のエゴであるわけです。
悟のエゴ(コミュニケーションを“あとまわし”にするということ)
今回、ニホンオオカミが孤独なまま絶滅してしまった、という事実が語られました。
ここから派生して、ニコ様や黒幕の正体がニホンオオカミなのではないか、ニコガーデンの動物たちは亡くなった動物たちなのではないか等の考察が飛び交っていますが、かつてのシリーズでコミュニケーションを蔑ろにしてしまった結果わかり合えずに片方が他界してしまった作品がありましたよね。
トロピカル〜ジュ!プリキュアです。
トロプリでも「今いちばんだいじなことは仲良し!」とまなつが発言し、あとまわしの魔女は死に際にキュアオアシス(の霊…?)と再会を果たしてようやく報われていました。
わんぷりでは今後、悟がいろはに思いを打ち明け、それを受けた上でどんなふうに“みんななかよし(対等)”の形を変化させていくのかな、と期待を抱いております。
【7/14追記】
本日こむぎのキャラソンの視聴動画が公開されたのですが、歌詞に“あとまわしはメッ”っていうフレーズが入ってて横転しました。
まゆのエゴ(いつかおともだちと和解できるのか)
わんぷり21話でも、コミュニケーションが足らなかったが故の人と人の関係性の軋轢が描かれていました。
まゆは悪いことはしていないのに、転校をきっかけにその子との関係性も絶ってしまった……。
少し状況は違えど、私の頭に思い浮かんだのは野乃はなです。
はなも最終的にコミュニケーションをとることで前の学校の子と和解しました。
まゆもいつか、すれ違ってしまったおともだちと和解できたらいいなぁと思います。
プリキュアの夏祭り回が好きすぎるというお話
今回のわんぷり夏祭り回、めっちゃ好きだな〜となったわけですが、歴代の夏祭り回もなかなか火力高いストーリーが多かったので個人的に好きな夏祭り回をピックアップ。
①胸がドキドキ!亜久里の夏休み!
ドキドキ!プリキュアの夏祭り回ですね。亜久里ちゃんが同級生のエルちゃん(エルちゃん……?)と距離を縮めるストーリーなのですが、この回の魅力はずばり、
そうです、ランスの水没。
②夏祭りと花火とハリーの秘密
ハリほま回です。
ハリほまはさ……!!!!! もうっ!!!!!
(ハリほま、傘届けに来る回も好きなんだよね)
この回はハリーの過去が明らかになってビシンが初登場する回です。
③満天の星まつり☆ユニの思い出
ララユニ回。
この回はカルノリに絡まれるユニとか、金魚食らいそうになるユニとか、まぁ色々あるんですけど、なんといってもララがユニにりんご飴差し出すシーンがさ……いいんですよ。
ここまでの20数話で衝突やらなにやらを乗り越えてきたララが、ユニにその尊さを伝えるのがさ……。
みんな、スタプリ見ようね。
最後に
わんぷり23話、物語の核心に迫りかけたという意味でも非常に重要な回だったのですが、そこで描かれた悟の恋といろはの“なかよし”の交錯が非常に今後に期待できるなぁ、と思ったお話でした。
うぉぉぉと書いたのでだいぶ文章がめちゃくちゃになりましたが、言いたかったのはわんぷり、おもしろくなってきたぞということです。
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