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【ユニオンアリーナ】 紫無惨 デッキ解説

皆様お疲れ様です。

本記事では鬼舞辻 無惨を軸としたOTKデッキである紫無惨について解説します。

このデッキは非常に再現性が高く、低コストキャラも多く採用されているため安定性のある構築となっています。

私自身、ユニオンレア争奪バトルを控えてますので無料部分ではデッキレシピの公開のみとし、各カードの採用理由や本デッキのプレイ指針については
有料での公開とさせて頂ければと思います。

ゲーム中に意識することやマリガン基準まで、
初心者や中級者の方でも理解しやすいように作成しておりますので、
是非、購入をご検討頂けると幸いです。


デッキリスト


デッキのコンセプト

まず、このデッキのコンセプトについて解説します。

第一前提として、基本的にSR鬼舞辻 無惨でフィニッシュすることを想定した構築となっています。
妓夫太郎&堕姫のコンボをメインプランとし、SR鬼舞辻 無惨のフィニッシュをサブプランとしている構築も多々見かけますが、本デッキとは異なりますのでご了承下さい。

このデッキのキーカードであるSR鬼舞辻 無惨は、
インパクト2+ダメージ2に加えて、BP5000と破壊的な効果を持ち合わせていますが、代償として自分の場外にカードが20枚以上ない場合、フロントLに登場させることができないという効果を持っています。

とはいえ、現状5000BPを超えるキャラクターカードは存在しないため、
確実にブロッカーの上から打点を通せることと、相手ターン中もBP5000のブロッカーと成りうることから、登場するだけで試合結果に大きく左右すると言えます。

おおよそのゲームプランは下記となります。

①SR鬼舞辻 無惨をエナジーLに登場させる
②相手ライフをSR鬼舞辻 無惨のアタックで削り切れる状態にする
③耐久
④場外に20枚カードが貯まる
⑤SR鬼舞辻 無惨をエナジーLからフロントLへ移動
⑥一斉攻撃

基本的にどの対面も考える事は変わらず、
場外に20枚カードが溜まるまでいかに効率よく耐久できるかが重要になってきます。


デッキの強みと弱み

冒頭でもお伝えしましたが、
このデッキの強みは再現性が高いことです。

キーカードであるSR鬼舞辻 無惨はライフから捲れてもトリガーで手札に加える事ができるため、山下に複数埋まっていない限りは基本的に数枚は回収できる想定です。

また、安定感を増す最大の要因は、粛清というカードの採用です。

このカードは場のキャラを1枚退場することを代償に、
使用した分のAPをアクティブにしてカードを2枚引くことができます。

退場時にドロー効果を持つキャラを退場させると3枚ドローできますし、
そこから無惨の血をドローできると更にAPをアクティブにすることができるため1ターンの行動範囲を大きく広げることができます。

一方、このデッキの弱みは場にキャラを維持できないことです。

このデッキには自身のキャラを選択して退場させる効果を持つカードが複数存在するため、場外にカードを溜めることには適していますが、ブロッカーを維持するのはとても難しいです。

場外にカードが20枚溜まるまでに押し切られるか
場外にカードが20枚溜まりこちらがSR鬼舞辻 無惨で押し切るか

ゲームの結果は上記のどちらかになるでしょう。


耐久の仕方について

ブロッカーを維持するには、下記カードを上手く利用する必要があります。

堕姫は消費AP2のため一見重く見えがちですが、
登場時と退場時に場外から妓夫太郎をフロントLにアクティブで登場させることができるため、
実質AP2でAP3分のブロッカーを展開することができます。

ただ、堕姫をプレイする上で注意する点が2点あります

1点目は堕姫と妓夫太郎がそれぞれ4枚しかデッキに採用されていないことです。
堕姫をプレイする前に妓夫太郎が場外に最低1枚以上落ちている必要があるので、ブロックによる退場で場外へ落とすか、粛清やR鬼舞辻 無惨の効果で場外に落とすなどする必要があります。

2点目は妓夫太郎の登場時効果と堕姫の退場時効果についてです。
妓夫太郎の登場時効果は場外を溜めるという目的においては可能な限り使用したい効果です。

しかし、堕姫の退場時効果で妓夫太郎が登場した際に、
場に堕姫が残っていなくて登場時効果を発動できないなんてことはとても勿体無いです。

ですので、堕姫をブロッカーとしてフロントLに登場させたい気持ちは山々ですが、手札から堕姫を場に登場させる際に、場に堕姫がいない場合は、
極力エナジーLに登場させるように心掛けましょう。

現状相手のエナジーLのカードを退場させることができるカードは存在しないため、堕姫をエナジーLに登場することで妓夫太郎の登場時効果を常に使用できる状態を維持します。

その後、2枚目以降の堕姫をプレイするタイミングでエナジーLの堕姫をフロントLに移動することで、効率よく堕姫&妓夫太郎を使用することができます。


理想のゲーム展開

【先行】
1ターン目
→0エナのキャラをフロントLに登場(朱紗丸が理想)
2ターン目
→1ターン目に登場したキャラをフロントLに移動
→エナジーLにC鬼舞辻 無惨を含むキャラを2枚登場
→フロントLのキャラでアタック
3ターン目
→移動は無し
→C鬼舞辻 無惨の効果起動
→R鬼舞辻 無惨をエナジーLに登場
→SR鬼舞辻 無惨をエナジーLに登場
→1枚フロントLにブロッカーを展開(妓夫太郎や下弦の弐が理想)
→R鬼舞辻 無惨の効果起動でC鬼舞辻 無惨を退場
→フロントLのキャラでアタック

Point
①1ターン目にエナジーLに登場させるキャラについて
2ターン目、3ターン目のアタックでライフを削れるかに繋がるので基本的にはBPの高いキャラを登場させるのがよいです。

②2ターン目にC鬼舞辻 無惨をエナジーLに登場させる
このデッキは自分のキャラを自ら退場させることが多いためエナジー不足に陥りやすいです。
そのためなるべく早くエナジーLにSR鬼舞辻 無惨を置いて使用エナジーを補いたいため、このターンでC鬼舞辻 無惨をエナジーLに置いて次ターンで使用する発生エナジーを貯めます

③R鬼舞辻 無惨とC鬼舞辻 無惨のコンボ
3ターン目にC鬼舞辻 無惨の効果を起動して発生エナジーを増やします。
しかし、メインフェイズに退場してしまうためR鬼舞辻 無惨や粛清でC鬼舞辻 無惨を退場することでC鬼舞辻 無惨のデメリットを無効にします。

【後攻】
1ターン目
→エナジーLにC鬼舞辻 無惨を含むキャラを2枚登場
2ターン目
→1ターン目に登場したキャラをフロントLに移動
→1枚エナジーLにキャラを登場
→C鬼舞辻 無惨の効果起動
→R鬼舞辻 無惨をエナジーLに登場
→R鬼舞辻 無惨の効果起動でC鬼舞辻 無惨を退場
→フロントLのキャラでアタック

Point
後攻も先行と同様に動くとすると、
無惨の血を使用しない限りは2ターン目にSR鬼舞辻 無惨をプレイさせることは難しいです。
移動フェイズでエナジーLのキャラをフロントLに移動しなければSR鬼舞辻 無惨のプレイも可能ですが、相手ライフを削りにいけず、ブロッカーを立てることもできないため理想的ではないです。
そのため、紫無惨を使用する際は、基本的には先行を選択するのがよいと考えられます。


ゲーム中に意識すること

改めて、コンセプトの再確認となりますが、
このデッキは場外にカードを20枚溜め、SR鬼舞辻 無惨をフロントLに登場させ一斉攻撃するOTKデッキです。

しかし、相手ライフのトリガー次第で攻撃が止まってしまう可能性があるため、SR鬼舞辻 無惨を登場させる際に、いくつかのポイントを抑える必要があります。

私が意識しているポイントは下記になります。

【最終局面で完成させたい形】

①自分のライフを2枚以上残した状態である
②必ずフロントLにキャラを4枚展開する
③相手ライフが4枚以下である
④2枚以上SR鬼舞辻 無惨をエナジーLから移動できる状態である

Point
①自分のライフを2枚以上残した状態である
②必ずフロントLにキャラを4枚展開する
アクティブトリガーやFINALトリガーが捲れて1ターンで仕留めきれなかった場合、相手ターン中にこちらのブロッカーを除去されたり、インパクト等で打点を通してくることが考えられるので、耐えられる望みは薄いですが、ライフは2枚以上残した状態にしておくのが理想です。
また、ブロッカー要因としてフロントLに残しておくキャラは、
インパクト無効を持つ朱紗丸や、退場時にブロッカーを登場させることができる堕姫が望ましいです。

③相手ライフが4枚以下である
④2枚以上SR鬼舞辻 無惨をエナジーLから移動できる状態である
エナジーLに待機しているSR鬼舞辻 無惨の枚数によって削らなければいけない相手ライフの枚数は変わりますが、残り4枚まで削るのが現実的であると考えます。
エナジーLにSR鬼舞辻 無惨を2枚待機させ、相手ライフを4枚の状態にできていれば、ひとまず最低限の形は完成していると言えるでしょう。


各カード紹介

C【鬼舞辻 無惨】×4枚

確定枠です。
R鬼舞辻 無惨や粛清との相性が抜群です。
初手で引きたいカードランキング第1位です。

【下弦の肆】×4枚

確定枠です。
場にブロッカーを維持するのに手札を大量に消費するため、
貴重なドロソとなっています。
粛清の選択元に有効です。

【手鬼】×2枚

自由枠です。
初動の安定性プラスとドロートリガー持ちなのに加え、
メインフェイズ中や相手ターンのアタックフェイズ中にSR鬼舞辻 無惨を登場させることができるため空いた枠に採用しています。
しかし、基本的にSR鬼舞辻 無惨は自ターンの移動フェイズで登場させるプランだということと、序盤や中盤にエナジーLからフロントLにキャラを移動させる余裕はあまりないため使える場面は少ないです。

【朱紗丸】×4枚

確定枠です。
耐久するにおいてインパクト持ちキャラの攻撃をいかに抑えられるかが重要になるので、最大枚数採用しています。
COLORトリガーで蘇るのがかなり強いです。

【下弦の参】×4枚

確定枠です。
採用の意図は下弦の肆と同様のため割愛します。

U【妓夫太郎】×4枚

確定枠です。
場外に最低でも1枚は妓夫太郎がある状態を維持しましょう。
妓夫太郎で手札を場外に落とす際に妓夫太郎を落とすのも◎です。
発生エナジー2が役に立つこともあります。

R【堕姫】×4枚

確定枠です。
フロントLに出すのかエナジーLに出すのかはよく考えてプレイしましょう。

R【鬼舞辻 無惨(擬態"芸妓")】×4枚

確定枠です。
C鬼舞辻 無惨を有効利用できたり、退場時効果を使いたい時に使えたりと選択肢の幅がかなり広がるため最大枚数採用しています。
ライフを4枚まで削るプランを考える上で、BP4000まで上がるこのキャラはとても貴重なカードです。
初手でC鬼舞辻 無惨と合わせて引きたいです。

【下弦の弐】×4枚

自由枠です。
アッシュフォード学園を軸とした赤ギアス対面時にBP3500が貴重となるため最大枚数採用しています。
最終局面でこのキャラとR鬼舞辻 無惨が場にいると、
相手のインパクト無効の持ちのブロッカーを退場させることができます。

SR【鬼舞辻 無惨】×4枚

確定枠です。
このデッキのキーカードです。最強です。

【粛清】×4枚

確定枠です。
使用することで墓地を肥やすスピードが格段に上がります。
基本的に効果起動後のC鬼舞辻 無惨や、退場時効果を持つキャラを退場させます。
無惨の血と組み合わせると1ターンでとんでもない量のカードを使えて気持ちいいです。
しかし、場のキャラを退場しすぎるとブロッカーが足りなくなり大量にライフを削られてしまうため、基本的にはフロントLに堕姫がいてブロッカーに余裕がある場合に使うことが多いです。
明らかにフロントLにキャラが少ない状態でターンを返してしまうと移動フェイズで数枚フロントLに移動され想定以上にライフを削られてしまうので気をつけましょう。

【無惨の血】×4枚

確定枠です。
ドロソが多いこともあり採用しない理由がないです。

【飛び血鎌】×4枚

確定枠です。
同じSPECIALトリガーで頭を垂れて蹲え 平伏せよというカードも存在しますが、ブロッカーを維持するのが余計難しくなってしまうためこちらを採用しています。
妓夫太郎が場にいないとBP3000以下までしか除去できないため、
使用する際は堕姫のプレイと併せて使用することが多いです。


マリガン基準について

マリガン基準については、
C鬼舞辻 無惨 → R鬼舞辻 無惨 の順に優先して探しに行きます。

先行の場合はC鬼舞辻 無惨を引けていなくても0エナのキャラが複数手札にあればアグロで攻めるプランに切り替えてもいいのですが、
後攻の場合は小型キャラのアタックがほぼ通らないので、
C鬼舞辻 無惨を全力で探しに行きます。

このデッキは0エナのキャラが14枚採用されているため、
マリガン前の手札の0エナの枚数等は特に気にせず、
引きたいカードを引きに行って問題ないかと思います。

以上で、本デッキの紹介は以上になります。


終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

走り書きとなってしまいましたので、
もし分かりずらい部分やその他聞きたいこと等ありましたらDMにご連絡いただければ可能な範囲で回答させていただきます。

また、あくまで私自身も研究途中となりますので、
より良い構築やゲームプランがあるかもしれませんが、
本記事が少しでも皆様のデッキ構築やプレイングの観点で参考になればと思います。

改めて、最後まで読んで頂きありがとうございました。



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