人と話すこと

今日は前の現場に見学に行った。

本当は行くかすごく迷った。
今がつまらない分、忙しくて楽しい現場に行ってしまったら、もう本当にやる気を無くしてしまうのではないか。
戻りたいという感情しか湧かないのではないか。

行ってみたら少し違った。

頑張ってた頃の自分を肯定してくれる出来事しか起こらなかった。

一緒に仕事をしていた方々がみんな近づいて来てくれて、話しかけてくれて、迎え入れてくれた。

当時は自分のキャパと戦っていた分、怖い顔もたくさんしてしまっていたけれど、みんな優しく迎え入れてくれて、帰って来たの?いつでも待ってるよって言ってくれた。

今のクズな自分を立て直すには十分すぎる、素敵な時間だった。

全部に首を突っ込み、質問し、なんでもやりますと意気込んでいた。
今も本当はその気持ちが大きいのに、できていない自分に腹が立つし、できない自分を許してあげたい気持ちもあった。

暇な時こそ、自己研鑽しないとって教えてくれた。しっかり勉強して、次に備えねばならない。しんどい現場に行って、鍛えなければならない。

馬鹿だから、馬鹿にされるから、存在を消すかのように、静かに、居ないことにする。
1番馬鹿なことをし始めていた。

それでいいのに。

いや、それがいいのに。

きっとそれが、みんなが愛してくれた理由なのに。
自分の仕事を馬鹿にせず真摯に、本気で、がむしゃらに向き合って、失敗して、間違えて、怒られて、それが私なのに。
本当に馬鹿だなあ。
馬鹿を受け入れないことには、この会社で生きていくことなんてできないのにな。
何してるんだか。

明日、先輩に謝ろう。
もっと教えてください。って言おう。

できなくていいんだよ。やってみればいいんだって。聞けばいいんだから。

ありのままで、傷つくことを恐れず。
突っ込んでいこう。

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