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60代前半男性がしたかった投資とは?

今回は、少し前にご相談を受けた方のお話です。
投資というよりは、資産形成という言葉の方があっているかと思います。
ご相談者の簡単なプロフィールです。

・年齢 60代前半
・性別 男性
・職業 会社員
・家族構成 既婚(夫婦二人暮らし)
・住まい 持ち家(住宅ローンなし)
・投資経験 株・投資信託・外貨建て保険
・リスク許容度 年齢が高い為、今はリスクは取りたくないとのこと

ご相談内容
加入中の米ドル建て生命保険の保険料が急激な円安で今年の支払の予定が狂ってきてしまった為。
また、勤務先の退職年齢が65歳である、退職しても70歳までは再雇用で働くことができるが、給与が下がる可能性があるため、それを少し補うために米ドル建ての生命保険を解約して出来た2万ドルを運用して少しでも増やしておきたいが、安定的に資産を増やしたいとのことでした。

対応
保険を解約した際の解約返戻金2万ドルを一括投資の商品に移し替えるご提案を案内しました。3年・5年・7年・10年の預け入れ期間がありそれぞれ
年数により金利は変わります。今回は一番金利が良い10年(4%)は年数が長い為、半分の5年(3.5%)で運用したいという事になりました。
ご自身の年齢を考慮されていました。固定金利というところも安心要素になられたようでした。



以下に、2万ドルを年利率3.5%で5年間運用した場合の利息と元本の成長の
推移を表してみました。

 年度        元本          利息          合計
1             20,000        700           20,700
2             20,700        724.50      21,424.50
3             21,424.50   750.36      22,174.86
4             22,174.86   775.37      22,950.23
5             22,950.23   802.26      23,752.49

あくまでも米ドルベースなので、受け取る際は為替の影響を受けはしますが、それでも日本の銀行の定期預金を考えるとおよそ3700倍の率になりますよね。安定した資産形成にはとても良い選択だとご本人も喜んでいらっしゃいました。

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