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~生命保険の仕組みに関する相談から2つの事例を紹介~

 生命保険相談リポートから(第2回)
 ~生命保険の仕組みに関する相談から2つの事例を紹介~

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生命保険文化センターでは、生命保険に関する一般的な相談を受け付けています。
2022年度は、811件の相談を受け付けました。

第2回である今回は、生命保険の仕組みに関する相談から、2つの事例を紹介します。

1.病気の再発で再入院した場合の入院給付金の取扱いについて

【質問】
脳梗塞で入院し、入院給付金を受け取りました。
その後、同じ病気で退院から3カ月後に再入院したので入院給付金を請求したところ、2回目の入院は支払対象にならないと言われました。
どうしてでしょうか。

【回答】
1回目の入院で、1入院支払限度日数を超えて入院したためと思われます。
入院給付金を受け取れるのは、1入院の支払限度日数までです。
一般的に同じ病気※が原因で、退院の翌日から180日以内に再入院した場合は、前回の入院と合わせて「継続した1回の入院」として扱われます。
前回の退院日の翌日から180日を経過して再入院した場合は、別入院(新たな入院)として扱われます。
なお、異なる病気が原因で前回の退院日の翌日から180日以内に再入院した場合は、「別入院」として扱われる商品と「継続した1回の入院」として扱われる商品があります。
※病名が異なっていても、医学上関連があれば同じ病気とみなされる場合があります。

近年取扱いが増えてきている入院給付金を一時金で受け取るタイプもあります。
この場合、入院給付金の請求対象となった入院の退院日の翌日から60日(または30日など、加入する商品により異なります)以内の入院は1回の入院とみなすものもあります。
ケガや病気など入院の原因にかかわらず1入院とみなすことが一般的です。

2.検査を目的とした入院における入院給付金の取扱いについて

【質問】
検査のために入院したのですが、入院給付金の請求対象になりますか。

【回答】
入院給付金は、病気やケガの治療を目的として入院したときに受け取ることができます。
何らかの治療をするにあたって検査が必要であると医師の指示を受けて入院した場合は、「治療を目的とする入院」に該当するため、入院給付金を受け取ることができます。
一方、健康診断や人間ドックなど自分の健康状態や病気の早期発見を目的とする入院や、美容整形にともなう入院、正常分娩による入院など、治療を目的としない入院については入院給付金の対象外となります。
また、手術給付金についても同様の考え方で、治療を目的とした手術を受けた場合は手術給付金の請求対象となりますが、診断・検査(生検や腹腔鏡検査など)や美容整形などは、治療を直接の目的としていないため、一般的には手術給付金の対象となりません。

◇「2022(令和4)年度版 生命保険相談リポート」はこちらから◇
https://www.jili.or.jp/consul/results.html?lid=mm448

◇「もし病気が再発してまた入院したら、入院給付金は受け取れるの?」はこちらから◇
医療保障の入院支払限度日数に関して紹介しています。
https://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/medical_security/420.html?lid=mm448

◇「手術したのに手術給付金が受け取れないのはなぜ?」はこちらから◇
https://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/medical_security/418.html?lid=mm448

◇小冊子「医療保障ガイド -病気やケガに備える生命保険活用術-」はこちらから◇
https://www.jili.or.jp/knows_learns/publication/index.html?lid=mm448#anchor-entry8744

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◆発行:公益財団法人 生命保険文化センター
https://www.jili.or.jp/?lid=mm448

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