不器用な二人で

【2019/11/15の1曲】 不器用な二人で / 山根万理奈,Official髭男dism(2015)



紅白歌合戦の出場歌手が発表され、その中にOfficial髭男dismがいた。おそらくこの1年くらいで誰もが知る有名バンドになっていったのだが、初めて生で聴いて「好きな人はたくさんいそうだ」と思ったくらい。まさかここまでくると思わなかった。そう思うと自分は見る目(聴く耳?)がない。

ちなみに初めて見たのはキャパ450人の立川BABEL。ワンマンではなく、赤い公園主催のイベントに参加していた。

このときの髭男を見られたのは今思うと超貴重だったなと思う。

彼らの曲の歌詞はちょっと恥ずかしくなるくらい(褒めてる)めちゃくちゃにストレートな印象があって、それが指示を得ている要因の1つなのかな?とも思っている。そういった特徴ある作品の中で自分が最も好きなのがこの、山根万理奈とのコラボ曲。好きな思いがありながらもうまく付き合いができぬまま別れてしまった男女の心境をテーマに歌ったのかなと思うが、とにかく歌詞と歌い手がマッチしている。

何を隠そう自分は山根万理奈が大好きだ。彼女の魅力は純粋無垢で裏表ない歌声と、優しさがある声からも感じられる力強さ。その歌唱力に完全合致した曲を書いた髭男の藤原聡もまたセンスを感じる…というか髭男の曲がそもそも山根万理奈に合っているのかもしれない。

このコラボをまた違ったところで見たいのだが、山根万理奈はただいま活動休止中。タイミングが合わず結局一度も見たことがないのだけど、活動を再開したら絶対に見に行きたいなと思う。

彼女の声は生で聴いてこそ響くものがするので。



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