通勤電車の中で“仕事ができなそうなサラリーマンのメール”を見た


昨日の朝、会社へ向かう電車に乗ったときのことだ。隣に座った40すぎのサラリーマンのメール画面がたまたま見えた。ちなみに時刻は9時を少しすぎたあたりだ。

「朝3時まで作業してたため10時出社とさせてください。よろしくおねがいします。」

メールにはそう書かれていた。前後の状況はわからないが、「この人は仕事ができなそうだな」と思ったものだ。

9:00を過ぎたタイミングでこのメールを受け取った管理側がどう思うかは言わずもがなかなと。自分の部下がこれを送ってきたらその信頼度は地に落ちる。

彼は本当に3時まで作業をしていかもしれないが、それを証明するものはない。明らかなのは、遅れて10:00の出社になることを9:00過ぎに送ってきたという事実だけだ。シンプルに連絡が遅い。

「寝坊したのをごまかそうとしているんじゃないの?」と思われても仕方ないだろう。本当に作業をしてたならそれが終わったタイミングの3時すぎか、せめて起床後すぐのタイミングで連絡をするべきだと思う。個人的に、出社1時間前にこのメールを送るのは「アウト」だ。

誰もが労働に対してポジティブに取り組めているわけではないだろうから「サボりたい」「会社に行きたくない」という考えが生まれることを否定はしない。今はgmailも予約送信ができる時代だ。あえて3:12くらいに送信の予約をして「3時まで働いていた」と思わせることもできる。会社のメーラーにその機能があるかはわからないが。

こういった“欺く力”や“したたかさ”も世渡りには必要だと思っており、その点も含め総合的で見てこの人は「仕事ができない」と思ったわけである。

ちなみに組織や友人関係で最も信頼を失うのは「体調不良での欠席を直前に連絡すること」だと思う。


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