クアイフ

【2019/11/17の1曲】EverBlue/Qaijf



全く音楽と関係ない話なのだが、今日、JユースカップというJリーグに所属する倶楽部の育成組織で日本一を決める大会の決勝があった。そこで名古屋U-18が優勝したのだが、3ピースバンド「クアイフ」のベースのウチダさんはこのクラブの出身である。

ということもあって今日はクアイフのこの曲。初めて聴いたのは2015年か2016年で、YouTubeで色々と漁っていたらたまたま見つけた。ピアノやキーボードがいるバンドに惹かれがちだったので、この3人組を好きになるのにも時間はかからなかった。

疾走感ある鍵盤音、リズム隊の重さに交わるvo森さんの優しくも強く響く歌声。勝手だが森さんの声は舞台ウケしそうな、ヒロイン声だと思っている。

それらの要素で成される楽曲はスピード感あって強く思いを込めて歌われてるものが多い印象がある。だがこの「Ever Blue」は自分が思っていたクアイフに対する固定観念を打ち壊した。

ポップさ全快、清々しさ全快、これまでの人生全てを肯定するよう前向きな姿勢、ストレートな気持ちと感謝を綴ったラブソング。「あ、こういう曲も作るんだ」と。聴く人を選ばない、誰にでも受け入れられるポップソング。

シチュエーションでいうと、流れてくるならば結婚式の終盤といったところか。“楽しかった会の終わり”を占めるにうってつけのこの曲はタイトルにも相混って、アルバムのラストを締めるにふさわしい。

そして、この作詞作曲がウチダさんであることは知らなかった。さすがです。



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