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国内サッカーの現場より。竹中玲央奈のここだけの話

エル・ゴラッソやサッカーダイジェストなどの専門誌において、Jリーグ、大学サッカー、高校サッカーと幅広いジャンルを執筆するスポーツライター・竹中玲央奈によるwebマガジン。国内サッ… もっと読む
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2024年3月の記事一覧

グランパスvsマリノスの"あの”場面での審判は正しかったかもしれない

明治安田J1リーグ 第5節 名古屋グランパス 2-1 横浜F・マリノス ホームの名古屋グランパスが横浜F・マリノスから逆転勝利を収めた試合で"物議を醸す”場面があった。76分ごろ、名古屋の2枚交代と横浜FMの2枚交代が同時に行なわれず、一時的に11人対10人とリードをしている横浜FMが1人少ない状況になり、その直後に名古屋が得点をしたシーンだ。 流れは以下のような形である。なお、映像を見直してXで書いたものから加筆修正している。 このような流れで、当初は自分も「なぜ交代

セレッソの新10番・田中駿汰がミシャサッカーで学んだこと

明治安田J1 第1節 セレッソ大阪 2-1 東京ヴェルディ 今年、個人的に気になっているチームとして上位に挙げられるのがセレッソ大阪だった。川崎Fから登里享平を、札幌から田中駿汰という主軸選手を2枚獲得したのが大きな理由で、開幕前のJリーグのオフの動きでも特にインパクトがあった2つだったと思う。

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【TOPICS】石川俊輝が語ったアカデミー出身者としての矜持

明治安田J3 第2節 大宮アルディージャ 1-0 FC岐阜 開幕戦で4-1という大勝を果たしたチーム同士の戦いは、ホームの大宮が1-0で勝利し開幕2連勝を達成した。ただ、クラブ規模的にも彼らはこのカテゴリにいてはいけないチームであり、圧倒してJ2に戻らねばいけない。終盤に肝を冷やすシーンが複数回あったのは反省点である。とはいえ、岐阜も良いチームであった。昇格候補同士の対戦だったことは間違いない。 その中で印象的だったのが、大宮のアカデミー出身者の多さである。試合終了時点

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【TOPICS】満田誠、ボランチ起用の理由について

広島の話題続きだが、もう何個かお付き合いいただきたい。満田誠について少し話したいと思う。