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国内サッカーの現場より。竹中玲央奈のここだけの話

エル・ゴラッソやサッカーダイジェストなどの専門誌において、Jリーグ、大学サッカー、高校サッカーと幅広いジャンルを執筆するスポーツライター・竹中玲央奈によるwebマガジン。国内サッ… もっと読む
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2022年5月の記事一覧

内定選手のコラム記事をクラブリリースの直後に出せる理由

おとといの15:00に川崎フロンターレの公式アカウントから桐蔭横浜大学・山田新のリリースが出た。 その15分後に自分はnoteで彼がフロンターレ内定を掴むまでのストーリーを記したコラムをアップした。 文字数は3,000W近い。文章を書いたことのある人ならわかると思うが、リリースを見てから写真やコメントを準備する時間も考えると、この短時間で記事を書くのは難しい。なにより、15:00ジャストに出されるリリースを見落とすこともある。 ではなぜ自分はこのボリュームの記事をリアル

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「下手すぎて練習に行きたくなかった」 山田新がフロンターレ帰還を勝ち取るまで

川崎フロンターレの2023年度新卒選手第一号になったのは、桐蔭横浜大学の山田新だった。イサカ・ゼイン(現在は横浜FCへレンタル中)、橘田健人、早坂勇希に続き、このルートからは4年連続である。 それなりに長く大学サッカーを取材しているが、同じ大学から4年も連続して同一クラブに加入内定するケースは記憶にない。ある種、第二の育成組織のような役割になっているようにも見える。 この度内定を勝ち取った山田は、今年の大学サッカーを代表するFWだ。3月に行なわれたデンソーチャレンジカップで

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木下慎之輔という爆撃機。進化するセレッソ大阪U-18の攻撃サッカー。

世の中における大型連休はエンタメ業界にとっては繁忙期を意味し、その業界に紐づく仕事をしている人間も同様に仕事に追われる。2日と6日を休めば最大10連休が完成する今回のGWでも、サッカーの試合を取材に行かないのはわずか1日だけで、その他は毎日現場を回ることになっている。これを書いている日はちょう終盤に入ったあたりだ。 その取材行脚のスタートが関西取材で、中学〜高校〜大学と視察をしたのだが、最大の目玉が中日のプレミアWEST、セレッソ大阪U-18の試合だった。 風間八宏技術委

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