シェア
聖宮の上空で、二人の死神が睨み合う。 ぴくり、とリーフィアの眉が反射的に動いた。 「………
その頃裕祇斗は、多方面から向かい来る獣に苦戦を強いられていた。 獣は休む間もなく襲いかか…
ーーーー刹那、バチッと一瞬光が弾け、再び凄まじい爆発が起こる。 「……っ……!!」 「……
全速力で聖堂まで走ってきた芽依は、息も絶え絶えの状態のまま、その無惨な景色を前に瞠目する…