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ハイキュー争奪戦環境メタ

ミックス型の黄色ハイキューを握って2回ベスト4入賞をしたREO(@Cynthia__467)と申します。
今回は入賞した際のリスト、回し方と構築の着想、争奪戦の環境等詰め込みます。
興味のある箇所だけでも見て頂けると嬉しいです。

ミックス型黄色ハイキューとは

ミックス型の黄色ハイキューとは文字通り
1.音駒×烏野(ゴミ捨て場の決戦)型
2.合宿(烏野、音駒、梟谷…etc)型
上記の2つを掛け合わせたデッキになります。
音駒×烏野のデッキではアタック時やブロック時の効果(主にBP上昇)を駆使して攻守共にそれぞれの強みのあるデッキタイプです。
合宿デッキでは、烏野、音駒、梟谷を初めとした高校の名称を3校盤面で揃えると効果が使えるデッキタイプになります。
ユニオンアリーナはフロントとエナジー合わせて8面しかない為、3校の名称揃えるのが難しい分、条件下では2回アタックなど強力な恩恵を得ることができます。

デッキレシピとカード紹介を先に済ませた方が理解がしやすいと思うので、次にデッキ紹介をします。

デッキレシピ

デッキレシピは以下の通りになります。
各カードと共に解説します。

カード紹介

テキスト、採用枚数、採用理由等記載します。
※表記方法は「必要エナジー/必要AP キャラ名」等の形で記載する場合があります。
例:4/1 キリト

5/1 木兎光太郎(梟谷高校)

レイドトリガー
インパクト1
自分の場の他のカードに異なる「高校」を含むカードが3種類以上ある場合BPが5000になりダメージ2を得ます。
※アタックをブロックされた場合、エンドフェイズ終了時アクティブにならない。

諸刃の剣とも言えるハイリスクハイリターンなカードになります。使い所を誤ると負けに直結します。
たくさん盤面に欲しいカードではなく、後半の詰めに欲しいカードの為2枚採用

4/1 東峰旭(烏野高校)

BP3500、アクティブトリガー
東峰旭以外にアタック時とブロック時を持つキャラカードが場にある場合にダメージ2でアタックのできるパワーアタッカーです。
ダメージ2は2面並べると強いので4枚採用。
赤の烏野対面ではBP3500が有効なのも相まってこの枠は確定枠になります。

4/1 灰羽リエーフ(音駒高校)

アタック時自身のBP+1000バフ
起動メイン、自分の場の他のカードに異なる「高校」を含むカードが3種類以上ある場合2回アタックを得る
※エンドフェイズにアクティブにならない為2回アタックをするとブロック参加が出来ません。1回目のアタック以降、アクティブトリガー等で通らない場合には殴らず番を返しましょう。
アタック数で打点を通せる強いカードなので4枚採用。

4/1 月島蛍(烏野高校)

BP4000、ドロートリガー
起動メイン、自分の場の他のカードに異なる「高校」を含むカードが3種類以上ある場合自分の場の他のキャラのBP+1000
前述した東峰やリエーフを4000ブロッカーを越えさせたり、BP3000帯を4000アタッカーにする運用をします。
エナジーラインからでも効果は発動出来るため、エナジーラインでの運用もします。
複数枚盤面に居ても強いのですが、4エナジーラインは基本アタッカーを詰めたいので枠の関係上3枚採用です。

4-1 黒尾鉄朗(音駒高校)

BP4000カラートリガー
流石に強い。黒尾のアタック時orブロック時に
味方のアタック時orブロック時の効果を持つキャラクターにBP+1000とインパクトを付与
アタック時には詰めのインパクト、ブロック時にはBP3500の東峰をBP4500のブロッカーにします。攻守ともに優れています。
テキストは強いのですが、黒尾のテキストは重複しない為3枚の採用になります。

4/1 好敵手

アタック時を持つキャラとブロック時を持つキャラがそれぞれ場に居るとBP5000まで退場させることの出来るスペシャルトリガーのカードです。
簡単に言うと2名称スペです。
もうひとつのスペシャルは高校を3校揃える必要があり、必要名称数が少ない為、好敵手を採用しています。
ハイキュー環境は全デッキ共通で、除去カードが基本スペシャルのみなので迷わず4枚採用。

3/1 合宿後のバーベキュー

ファイナルトリガー
レイドがほぼなく、速度が出しづらいデッキなので面を早く広げるためにも4枚採用。
中盤以降はエナジーラインにもアタッカーを置いたりスペを打ったりする際にもこのカードの有無で動きがかなり重要になります。どこで使っても強いです。

3/1 赤葦京治

このデッキ最重要カード
相手の場に赤or青の色のカードがある場合必要エナジーが1減って必要エナジー2で出せます。
デッキ分布が烏野(赤)>>白鳥沢(青)>音駒の為
実質2コスBP3000、発生エナジー2
ただの化け物スペックです。
複数枚引いてしまっても赤のカラーでも退場しない。
月島のバフをかければ4000アタッカー
フロントでも仕事でちゃう有能ぶり。申し分ない。
何よりこのデッキ最強の動きが……
0.1エナで2面キャラを置く→赤葦を置く
この時点で4エナジー、先手なら3ターン目に4コスアタッカーを3面ならべられます。
後手なら2ターン目で4コスアタッカーを1面置くことができます。もはや擬似ファイナル。
4枚絶対入れましょう。

3/1 赤葦京治

カラー版赤葦京治
こちらも有能赤葦。
エナジーラインにいる場合アタックフェイズ終了時にフロントラインのキャラと位置交換できます。除去されたくないアタッカーを隠すのもよし、寝てしまった木兎レイドや2回アタック後のリエーフと入れ替えることがメイン運用になります。入れ替えてフロントに出た場合次のターン開始時までBP4000になります。
また、3校名称揃っている場合、自ターン中BP4000になります。
実質3コスBP4000。
もしやこの男ハイスペックなのでは?!
カラーは黒尾に比重置いてるので1枚採用
2枚までならありだと思います。

3/1 ゴミ捨て場の決戦

2玉GETトリガーのフィールド
この時点で強い。
アクティブ登場し、レストにすることでアタック時を持つキャラとブロック時を持つキャラのBPを+500バフします。
控えめに壊れ気味のカードです。
追加APを払い、フィールドを退場させることで
次の自分のターン開始までBP増加効果を継続させることができます。
こちらはあまり使う機会がありませんが、カラーの黒尾で4500のブロックから入れるようになる為強いです。
基本的には東峰を4000にしてダメ2押し付けるために入れています。

2/1 強羅昌己(生川)

2/1のBP2000とパッとしないですが名称とテキストが偉すぎます。
基本的に烏野、音駒、梟谷全て揃える必要ある中で生川高校がある事で4校中3校揃えれば良くなるため、名称揃えの要求値が下がります。
また登場時にBP3000以下をレストに出来るため小型のチャンプルブロッカーを寝かせながら東峰のダメ2を押し付けられます。
単体でもリーサルにも絡めますが、リエーフの2回アタックと併せても面差でダメージを通せます。とにかく偉い。引けなくても試合が厳しくなることはほぼ無いので、引けたらラッキーで2枚採用。基本中盤以降に使って、リーサルに絡めます。

1/1 黒尾鉄朗(音駒高校)

アタック時/ブロック時BP+500
実質2500のアクティブトリガー
それでもってステップ持ち
何だこのカード強すぎか?
音駒名称でありながらアタック時、ブロック時両方持っているのでエナジーに居るだけで名称揃えの要求値が下がります。
残念なことに枠がない為2枚採用。
普通に4枚どころか6枚入れたいスペック。

1/1 孤爪研磨(音駒高校)

BP1500 ドロートリガー
登場時に5枚ルックでアタック時かブロック時を持つキャラカード(アタッカー)をサーチします。この環境は除去したいカードを並べた方が勝ちなので確定採用カードです。
サーチを入れるくらいなら対象そのものを入れたい派なので3枚採用。

0/1 日向翔陽(烏野高校)

アタック時、ブロック時、烏野名称持ち
0コスにこの役割与えて良いわけない。反則だよこれ。
アタック時、ブロック時に他のキャラのBP+500バフってなんだよこれ。
アタック時、東峰が4000アタッカーになっちゃうじゃんかー(ダメ2信者)
ブロック時に黒尾を4500にする→黒尾でブロック→東峰を4500にする
1点受けで3面ブロック出来ちゃうの強すぎではないか…相手のアタック0点でターン返ってきたも実際になります。
最初に記載した通り日向が名称を全て持っているので雑に退場させられないので使い所が難しいです。ブロック時=退場時に近いのでアクティブトリガー出たら最強です。
まぁ、言うまでもなく4枚採用です!

0/1 夜久衛輔(音駒高校)

ブロック時他のキャラのBP+500バフ
日向のブロック時のみ版になります。
インパクト無効もえらいです。
比較的に音駒名称が多いのと、ブロック時持ちもある程度足りているので3枚採用。

0/1 木兎光太郎

ただのレイド元です。
上は2枚ですが、上が引けた際必ず乗りたいので4枚採用。以上。

ハイキュー環境の特徴

ハイキュー争奪戦で、赤が間違いなく環境になる事はハイキューのカードリストが公開された時点での共通認識でした。
実際今でも使用率が圧倒的1位です。
除去カードほぼないプールで日向、影山レイドが複数面立っていればほぼ勝ちが決まります。
日向は移動フェイズ以外で移動した場合1面レストにできるので2面並ぶと毎ターン2点確定。スペがあろうもんなら簡単に3点通ります。
影山も3000以下にブロック禁止と4000以上にブロック禁止を味方に振れるのでリーサルの防ぎようがありません。
除去を持っていたら即当てる事を求められ、
理不尽なアタッカーを並べたら勝ちがハイキュー環境です。

デッキの着想

前述したようにハイキュー環境は、除去札が基本4枚しかないのに、アタッカーの質が高い為、アタッカーが並んだら止められません。
そこでダメ2信者の僕は閃きました。
除去がないからブロックさせればいいんだ!
ダメ2押し付けは除去札(強い思想)
そこからカードプールを確認し、東峰を発見。
2回アタックのリエーフや味方にBPバフの月島、インパクト付与の黒尾
しかも全部が4コスト帯。5コストにも最高火力の木兎。出力は申し分無し。
あとはこれらのカードをどう纏めるかと言うところから組み始めました。

構築過程

アタック時/ブロック時×3校名称の2軸構築
いつの間にか消えるブロック時、突然合宿から帰宅する烏野高校、梟谷高校。
ここの課題が圧倒的に解決困難でした。
可能な限り安定するリスト作りは以下の通りです。
0エナ1エナ帯にはアタック時orブロック時持ちのカードを積極的に採用。
ここでアタック時とブロック時を確保することでスペシャルをしっかり打てます。
また、サーチカードやレイド元はどのデッキでも必要要素なのでこちらも空いた枠に詰め込みました。
2コス帯にも名称カードやアクティブ2生成辺りを中心に検討。
結論、名称が強く、アタッカーの通りが良くなる強羅と実質2コスの軽減赤葦。
4コス帯にパワーカードを詰め、エナジーラインにもアタッカーを置けるようにする為にも全てを解決するのが軽減赤葦でした。
3コストは動きを強くするカードを中心に考え、カラー赤葦、ゴミ捨て場の決戦を採用しました。
4コス帯はひたすらにパワーカードを詰めるだけ詰める。パワーカードのアウトレットって感じで削れるだけ低エナを削りとにかく詰めました。
5コス帯はレイドとインパクトが欲しかったのと3校名称も安定してきていたので木兎採用で〜
レイド研磨は顔が可愛いのですが、低パワーのブロック時=実質退場なのがどうしても弱く
ブロック時が場から消えてくのがライフが減るよりディスアドバンテージに感じでしまい採用見送りました。完全に音駒高校にするなら強いと思いますが、ミックスには相性が良くなかったです。

名称の内訳

実際に名称は各何枚なのか記します。
まずは揃えづらい3校名称から

烏野高校(11枚)
音駒高校(15枚)
梟谷高校(11枚)
生川高校(2枚)
キャラ合計39枚(イベント、フィールド除く)

アタック時ブロック時持ちキャラ
アタック時(8枚)
ブロック時(3枚)
アタック時/ブロック時(9枚)
キャラ合計20枚

プレイング

回し方の要点は以下になります。

ブロック時は基本エナ待機
BPが低くアタック参加もほぼできないのでフロントに置く理由があまりありません。
ブロック時を持つキャラは少なく貴重です。
雑に退場させると名称欠損につながり、置き直す必要があり、動きが弱くなる為エナ待機を徹底しましょう。

4エナを早く構える
アタッカーを早く並べるために4エナを早く構える事を意識します。軽減の赤葦を使って4コスアタッカーを序盤から出しましょう。
名称揃えのために、0日向や1黒尾のどちらかが置けるとアタッカーを置くだけでほぼ名称が揃います。序盤は名称を意識しながらエナを貯めるとレイドがなくても速いテンポで高いパワーのアタックができます。

ゲームプラン
烏野には、東峰のBP3500とダメ2の通りが良いです。スペで4000を退かしながら3500をそのまま通したり、日向影山を並ばせないようにしましょう。
白鳥沢では、BPが高く打点が通しづらいのでインパクトや2回アタックで詰め切れるように序盤から早めに点数をいくつか入れつつアタッカーを立てて、覚を突破できる5000BPでのアタックを心がけましょう。
ミラーでは軽減赤葦が腐り、エナ事故発生率が格段に上がります。時には諦めも肝心です。ここは当たらないことでケアしましょう()

後書

最後まで読んでいただきありがとうございました。ハイキュー環境はかなり難しい環境であり、黄色を握って最初の戦績は1-3だったりとボロボロでしたが入賞できる構築がまとまって良かったです。
黄色ハイキュー握る方の入賞が増えたら嬉しく思います。

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