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セイばあちゃん

 こんばんは、今年の春は暖かく、セイばあちゃんと一緒に行った畑で蛙をみかけたわ。啓蟄も過ぎたのだから虫が出てきても可笑しくないけど、朝晩はまだまだ寒いわ。夜空の月を眺めていて、ふと気が付いたの。限界集落の最後の住人になった”セイばあちゃん”の紹介がまだだったことに。猫も寄る年波には勝てないわ、ってやっぱり脳の活性化のためにも早く住人を捜さなくちゃ。セイばあちゃんは大好きだけど、刺激のない猫生なんて詰まらない 
 
 私の飼い主のセイばあちゃんは18歳のとき、大沢集落で農家とよろず商店を営む3男2女の5人兄弟の長男、太郎さんに嫁いできた。上の二人の姉が町に嫁に行き、女手が欲しかった山田家から是非ともと乞われ嫁にきたのだと私に訥々と話しかけてくる。太郎さんが無くなってからこの家に来た私が、セイばあちゃんはのことをよく知っているのは、昔話をする相手が私しかいないからなの。傾聴は猫の得意分野だけど、毎日、毎日同じ話を聞くのは結構、大変なのよ。あっ、またセイばあちゃんの話相手の時間になったわ。セイばあちゃんの続きは、また明日(^_-)-☆

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